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とある男の航海日誌  作者: なるで
7/12

七月四日

七月四日     快晴


本日の日誌は暗い森の中で書いている。フィリップもトーマスも見つけられなかったし、他のチームも見つけていないようだ。もし見つけた場合は花火に似た信号弾を打ち上げることになっているが、それがなかったから、明日も探すことになりそうだ。この島の不思議なところは鳥の鳴き声は聞こえるのにどこにもその姿が見当たらないことだ。いつも顔のそばで飛び回る虫の一匹さえいない。


メモ:カイルの作った食事はいつでもうまい。いったいどんな魔法を使っているのだろうか


読んでいただきありがとうございます

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