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とある男の航海日誌  作者: なるで
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六月三十日

六月三十日     嵐


コナーが言った通り、今日は朝から雨がひどかった。昼頃には嵐と言ってもいいくらいだった。うちの若い航海士は侮れない。今日は船を出すには危なすぎるし、もしかしたら明日もダメかもしれない。サムは今日は調子がいいといって、掃除を少し手伝ってくれたが、すぐにまた咳き込み、苦しそうに蹲ってしまったため、薬を飲ませてベッドに寝かせた。昨日トーマスが持ってきた酒を飲んでみたが、かなりうまかった。


メモ:特になし


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