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とある男の航海日誌  作者: なるで
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六月二十九日

六月二十九日     曇り


今朝、ヴァラという島に着いた。小さい島だが、人口は結構多い。ここで食料を積んでいく。これから向かう島に生命があるのか怪しいところだから、少し多めに買い出し班に頼んでおいた。ついでにジャックがまたコップを壊してもいいように新しいコップも頼んだ。サムも医者に連れて行って、いくつか薬をもらった。医者が言うには、あと二、三日ベッドに寝かせておくべきらしい。サムは診察の後薬を飲んだら体が楽になったと言っていた。


メモ:コナーによると、明日は雨が降るらしい。もしかしたら明日は出航出来ないかもしれない


読んでいただきありがとうございます

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