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【完結】死んで目が覚めたら過去に逆行転生、超能力も手に入れたので良い機会だから復讐をする、お前ら邪魔をするんじゃねえ  作者: よぎそーと


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85回目 残すよりは、いっそ潰して再生していく

 全てを救えるわけではない。

 どうしても、倒産・解散していくものもある。

 だが、それは時代の流れの中で必要がなくなったものだ。

 いわゆるゾンビ企業というものにあたる。



 必要もないのに無理して存続させているだけの会社や組織・団体。

 それらは当然の事として処分されていく。

 生かしておくだけでより多くの者達の負担になるからだ。



 それは税金からの補助金であったり。

 銀行などの不良債権であったりする。

 その他、存続のために不要な努力を強いられる者達がいる。

 どうしてもそれが必要なら、必要な出費ではあるだろう。

 だが、何にも寄与しないものが存続してるのだ。

 無くなった方が世のため人のためである。



 こういったものの負担が消えた事で、他に回す余裕が生まれていく。

 少なくとも、今後継続して無駄な出費を強いられる事はない。



 こうして倒産する会社や団体などの従業員は失職してしまうが。

 それでも、まともな者ならば他の会社や団体に入る事が出来る。

 トシキもそれを斡旋していく。



 もっとも、そうした企業や団体のほとんどがブラック企業だ。

 まともに働ける者などそう多くは無い。

 いってしまえば、加害者と共犯者が大半を占める。

 そんな連中を生かしておくほどトシキは優しくはない。



 会社や団体を潰したその瞬間に、霊魂を吸収していく。

 倒産後に行方不明とする事で、特に怪しまれる事無く処分出来る。

 人生に絶望して途方に暮れ、そのまま失踪という思われればそれで良い。

 特に珍しくも無い、よくある話だ。

 その中の一つとして、ブラック企業をブラックたらしめていた者達を処分していった。



 これらは必要な措置だったと言える。

 潰すべきもの、潰れるべきものは潰していく。

 無用な負担を取り除き、邪魔なものが消えていく。

 それにより、滞っていた流れが回復していく。



 必要悪として、そうしたものを温存しようとする者もいるが。

 それらは容赦なく潰していった。

 必要だからと言われてる負担は、たいてい本当に無駄なのだから。



 特にブラック企業を中心に、トシキは全てを処理していった。

 それに一年を費やす事になった。

 おかげで県内の各産業はすこぶる快調である。

 産業だけでなく、社会全体が好調だった。



 それは売り上げや利益だけにとどまらない。

 人間関係や連絡・連携などの円滑さなどにもあらわれている。

 余計なストレスのない世の中は、物事を滞りなく進めていく。

 それは人々の生活に確かな余裕をもたらした。

 金銭にも、時間にも、精神にも。

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