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【完結】死んで目が覚めたら過去に逆行転生、超能力も手に入れたので良い機会だから復讐をする、お前ら邪魔をするんじゃねえ  作者: よぎそーと


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39回目 正義の味方のはずなのに

 こうして処理方法を考えてると、つくづく思う。

 正義の味方が、なぜ正体を明かさないのか。



 創作物の中に出てくるスーパーヒーロー。

 それらは基本的に正体を明かさない。



 悪の組織でもいい。

 それらもまた、基本的には表立った行動はとらない。

 活動は誰にも知られる事無く行おうとする。



 なんでなのか、と思ったが。

 こうして自分がその立場になってみて分かる。

 露見すると色々と面倒なのだ。



 下手に正体がばれると、誰かに狙われかねない。

 敵だったら、普段生活してる所に突撃してくるだろう。

 そうでなくても、報道機関・マスコミなどに嗅ぎ回られる可能性がある。

 また、警察などもうろつくかもしれない。



 そういった面倒を避けるには、正体を隠すに限る。

 そうすれば、下手な追及を受けなくて良い。

 隠れる手間はかかるが、あちこちから狙われる心配は無い。

 それは大きな利点だった。



 隠さなくても良いのは、周りをものともしなくなってからだ。

 相手を圧倒できる力があれば、追及など気にする必要は無い。

 攻め込まれても簡単に撃退できる。



 隠れて行動するのには、それなりの理由がある。

 今、その状況におかれてトシキはいやというほど感じていた。



 今はまだ露見しないように行動した方が良い。

 そうして、地ならしをしていく。

 安心して生活出来る場所を作るために。



「あー、もう……」

 面倒な事だ。

 超能力を使えるようになったのに。

 なかなか思うように動けない。

 それも仕方ないと諦め、やれる事を着実にやっていく。

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