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【完結】死んで目が覚めたら過去に逆行転生、超能力も手に入れたので良い機会だから復讐をする、お前ら邪魔をするんじゃねえ  作者: よぎそーと


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118回目 日本政府消滅、世界の反応

 日本政府消滅。

 それは衝撃を伴って世界に発信される。

 日本で起こってる異常については、大なり小なり世界に伝わっていたが。

 それらの結実というべきこの出来事は、全世界に衝撃を与えた。



「何が起こってる」

 各国においてそんな声が上がっていく。

 まがりなりにも大国の一つだ。

 それが一瞬にして消滅するなどありえない。

 実際に起こってもすぐに信じられるものではない。



 だが、それが事実だというなら、いったい何があったのか?

 そう考える者達も当然出てくる。

 事の次第を掴もうと動き出す者達も出てくる。



 上から下まで、様々な者達が動き出す。

 各国政府は日本在住の外交官などを通じて。

 また、企業や旅行者などからも情報を得ようとする。

 しかし、得られる情報は少ない。



「いきなりだった」

 誰もが口を揃えて言う。

「突然、日本政府が消えたんだ。

 そうとしか言えない」

 要領を得ない話だ。

 だが、それが事実なのだから仕方が無い。



 少なくとも、一般人に分かるのはこれくらいだ。

 トシキも政府も、基本的にはギリギリまで表に出ていなかった。

 なので部外者に分かる事は少ない。



 そもそも、急激な人口減少も簡単に分かるものではない。

 政府が把握したのは、急激な死亡届などの増加によってだ。



 トシキが活動していた地域にいた者達なら、肌感覚で分かる事もあるだろう。

 なにせ、隣人が急激に減っていくのだから。

 しかし、そういった場所にいたわけでもない者達に分かる事はない。



 それでも確かに分かる事として、日本政府は消滅した。

 国会議員も各省庁の官僚も。

 それどころか、大小様々な企業の人間も。

 目立つところから様々な人間が消えた。

 確かな事実としてこれがある。

 その原因は一切わからないまま。



「何が起こってる…………?」

 誰もが不信感を抱いた。

 理由が分からないから不気味さを感じた。

 と同時に。



「攻め込むなら今か」

 そう考える者達も出てきた。

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