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【完結】死んで目が覚めたら過去に逆行転生、超能力も手に入れたので良い機会だから復讐をする、お前ら邪魔をするんじゃねえ  作者: よぎそーと


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106/126

106回目 霊能者集団 対 超能力者 11

 霊能者・政府による防衛は続く。

 各所に集中していた霊能者を更に一カ所に集める。

 そうしてトシキの侵攻を止めようとする。



 この時点で、県内の霊能者も政府も諦めてはいた。

 トシキの力の強さを目の当たりにして。

 あれには勝てないと誰もが思っていた。

 少なくとも、数百人程度の霊能者でどうにかなるとは思っていない。

 それだけトシキの力は強力だった。



 だからといって逃げるわけにはいかない。

 ここを突破されたらどうなるか。

 確実にあちこちで人口減少が起こる事になる。



 極端な人口減少。

 法律上・書類上は不審な所の無いものだが。

 それでも短期間に人口が半減もすれば違和感を抱く。

 異常事態と言ってよい。

 なんらかの策略があってもおかしくはない。



 政府もそう考えて霊能者を集めている。

 事に対処するために。

 この問題を解決する為に。



 その為の霊能者が後退したらどうなるか?

 今までと同じように、異常なほどの人口減少が起こるだろう。

 それを放置するわけにはいかなかった。



 だからトシキを止める必要がある。

 これ以上の被害を止めるために。

 霊能者と警察・自衛隊が踏ん張る理由はこれだった。

 ここで止めないと、もっと被害が拡大するから止める。

 その為に留まって戦うつもりでいた。

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