9/47
豪華な講師陣
騎士の宿舎に到着。
要件を入り口にいた衛兵に話すと訓練場に案内された。
普通はここで一般の兵士と、見込みがありそうなら少し上の階級の兵士に教えてもらうのだが、僕の職業を見たら慌てた様子で少し待つように言われた。
暫く待っていると7人の人物を連れて兵士が現れた。
兵「お待たせしました。私の後ろにいらっしゃるのが、右から王立騎士隊総隊長のハンニバル様、王立魔術師隊総隊長のマーリン様、龍騎士隊隊長のジーク様、聖馬騎士隊隊長のネルソン様、聖騎士隊隊長のカエサル様、暗黒騎士隊隊長のガラハット様、精霊騎士隊隊長のケイ様です。今回はジーク様、ネルソン様、カエサル様、ガラハット様ケイ様に講師をお願いしました。」
僕「…あの、なぜ総隊長まで?」
ハ「私達はただ興味があったから来ただけだ。気にせず訓練を受けるといい。」
ジ「まぁ、そうは言っても気にはなるだろうがなこの爺共に言っても無駄だからな?諦めて頑張りな。」
…確かに肩書きと名前からして強そうな人達に教われる機会はそうないだろう。
思考を切り替えて訓練に励もうか。