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幕話
夜、京の町。
一人の男が腕を庇いながら逃げていた。
だが袋小路に追い込まれ遂に退路を絶たれた。
男「なんで…なんで!俺がなにしたっていうんだよ!ちょっとNPCを殺しただけじゃねーか!NPCなんて所詮データ!殺したってかまやしねーだろーがよ!」
そう喚きながら追いかけてきた男に刀を向ける。
?「…黙れ。」
追いかけてきた男はそういうと刀で切りかかる。
なんとか防いだ男だったがその衝撃で刀は砕けた
?「NPCであろうと殺しは殺し。その代償は貴様自身できっちり償ってもらおう。」
そういう男の目は絶対零度。
男の服装に目を向けると浅黄色の段だら羽織と和服、腰には先ほど抜いた刀の鞘とまだ抜かれていない脇差しがある。
そうこの男は新撰組。
そして犯罪者はけっして許さない冷酷な人切りでもある。
なお喚く男を無視して切り捨て、GMに報告する
そして血を払うと何事もなかったように見回りに戻った。
これはある人切りの物語。その瞳はどこまでも冷酷で鋭い。この男を見たものは畏怖の感情を抱くだろう。そんな男の物語。
※これはゲームです。実際の団体、施設などとは関係ありません。