『用語解説・その1』
【前書き】
一章に登場した用語をまとめてみました。
もし抜けていたら指摘していただけるとありがたいです。
自分で気づいても修正、追加しようと考えています。
「追記」
・『送魂銃』に関して追加しました。
・『呪詛』の説明文追加、『残滓』『転移術』『治安警備隊』『魔人組合』『四大』に関して追加しました。
・『結界』に関しての説明文が抜けており、追加しました。
・『魔力精製能力』、『回路』、『状況復元術』、『四強』、一部説明の追加行いました。
・『共有方陣』追加しました。
≪用語≫
「世界関連」
・『新世界』
転生によって生まれた新しい世界。転生の正確な時期に関しては解明されていない。
世界各地にある伝記において、内容に差はあるが寿命の尽きようとした世界を人為的に転生させたという点が全ての伝記で共通しているところから、転生は人為的に行われたと考えられている。
転生の際に文明社会はなくなり、残された人々も記憶の大部分を失なっていたらしく、それが発展の妨げとなった。
前世界の裏側で活用されていた魔術に関しての記憶が残っていた者たちが、新たに誰でも使える魔術や術式を開発していったことでようやく世界は発展へと動き出した。
陸地に関しては、海の底に沈んだ場所もあれば新しく生まれたところもあり、裏側ともいえる場所に大移動した所もある。
・『新暦』
世界が転生した後、新しく使われるようになった年号。
「魔術系」
・『魔術』
魔力を消費してとある現象を発生させること。
自らの想像を魔力を消費して現実で発生させる。言葉だけだと単純だが、少しでも消費量を間違えば使用者自身が即死する可能性がある。
軽はずみに使用することができないため、理解のある者しか使えなかった。だが、消費量を固定した術式が生まれたことで、誰でも使えることができるようになった。
・『術式』
詠唱や文字列、記号を並べることで魔術の消費魔力を固定したもの。
それらを口に出してもよければ、頭に思い浮かべるだけ、又はどこかに書き込むことで行使することができる。
前世界の終盤において魔術師たちの間で確立されたらしく、その当時でも革命的な発明だったらしい。
・『魔力精製能力』
人やその他の生物が自ら魔力を生み出す能力のこと。
精神面を鍛えたり、負荷を与え続けることでその能力をさらに上昇させることができる。
この魔力の総量が大きいほど高い負担がかかる魔術や術式が行使できる。だが、使い切ることは死につながるために注意が必要。
世界の8割の人物がこの能力を扱うことができるが、残り2割は備わっていない。
しかしながら前世界においてはこの能力はごく一部の者にしかなかったため、なくても特に問題にはならない。
・『回路』
体の中を循環する魔力の流れ。
魂を発生源として生まれた魔力は体中を駆け巡り、何かしらの動作や魔術などに使われる。
魔力精製能力が高くなればさらに複雑化していくので、より多くの魔力を体に供給することが可能になる。
・『格納方陣』
あらゆる物を収納できる空間を展開する魔法陣。
一般社会でも普及しており、魔法陣の内容が複雑になっていくほど、空間が広がって収納できるものが増えていく。
肌に特殊塗料で直接書くか、術式を利用して体のどこかに記憶させて使うことができる。商人や遠出の多い人が活用している。
・『共有方陣』
手の甲などに記憶させ、同じ方陣を持つものと交信することができる異様に複雑な魔法陣。
約100mから、完成度の高ければ1kmを超える範囲で交信ができる優れもの。
完成度が高ければさらに性能を増していくことができ、強い障害の中でも交信が可能になったりする。
しかしながら完成度が上がればたださえ複雑な魔法陣がさらに複雑になるため、記憶させるのに半年以上かかることもある。
標準的な共有方陣の記憶に必要な日数は7~10日(範囲は100m程)。
・『治癒術』
人の傷ついた体を癒すための術。
現在では有用な術式がいくつも存在するが、適性のある者でしか行使することができない欠点がある。
裂傷や骨折など、あらゆる傷を治すことができるため、適性者は各国家において優遇されている
・『再構成術』
生物の失われた部位や血液を残滓を元に魔力で構成し直す術。
新暦170年、カダリアの医学者アルバート氏により復元術を基に確立され、全世界に広まったこの術式は絶賛された。数多くの身体障碍者の希望の光ともなると言われた。
しかし、直後に起きた戦争の中で多用されることになった。その現実を見てアルバート氏は第一線を退き、首都から南東の町へと活動の場を移した。
・『復元術』
そこに残る記憶を基に、物を復元していく術。
新世界が発展していった要因の一つでもある画期的な術式。しかしながら尋常じゃなく複雑であるため、修行を積んだものでなければまともに行使できない。
生物の復元などはできないが、世界各地においてこの術を行使する復元術師によって、多くの土地や資料を復元していくことが発展の足掛かりとなっていった。
・『状況復元術』
その場所であった事を魔力で見える形に構成して再現する術。
主に事件現場の検証などで使われることが多く、復元術と同様に限られた者でなければ行使できない。
この術のおかげで犯罪者の検挙率が上がったり、指名手配犯の痕跡などがわかるようになった。
・『残滓』
そこにあった構成物(肉体や実物)が無くなっても、見えない魔力の形となって残っている物。例えるならば目に見えない設計図のようなもの。
再構成術や復元術で最も重要な物であり、これがあるからこそそういった術式を行使できる。
無くなった物の力が強いほど残滓も強く残るため、復元がしやすい。逆に残滓が消えてしまった場合、復元はほぼ不可能となる。
・『転移術』
対象物を指定した場所に転移させる術。
転移するものを細部まで認識し、送る先も把握しておく必要がある。行ったことがない場所へといきなり転移するのは危険。
少しでも間違いがあれば、転移先に送ったものがばらばらになってしまったり、一部しか転移しなかったりする。生物を転移させる場合は細心の注意が必要となる。
・『呪詛』
呪いなどによって生み出されるもの。
生物にとって害となるもので、侵食された部位は痛覚は残るが全く動かなくなり、黒く変色していく。
その生物にとって重要な部位を最後に残して侵攻していくという性質があり、対象者を苦しめる方法として呪詛を送り込む様々な方法が確立している。
また、意図的に体を異常に変化させる性質も兼ね備えている。これを応用した体組織改造魔術の基とされている。
・『召喚術』
精霊などを現実に呼ぶ術。
正確には過去に現れた精霊の情報を使って、その存在を再構築させること。なので、同じ精霊を違う誰かが使役していることがよくある。
精霊の外見は行使者本人の想像と力量で決まるため、力も技量もない者が行使すれば奇妙な見た目の精霊が召喚される可能性がある。
召喚後はいつでも呼び出せるようになり、行使者の魔力は消費せず精霊自身で魔力を生成するか、周囲の魔力を消費して存在を維持していく。
身の回りのことや戦闘において大きな力となるが、行使者にはかなりの精神的負担がかかる。耐えられなくて精霊を消滅させる者や、自害してしまう者が後を絶たない。
「人種」
・『亜人』
元は人だが獣や爬虫類など異なった外見をしている人種。
新世界が生まれたのと同時に突発的に発生し、世界人口の約3割がこの人種に姿を変えた。当時は自らの外見が変わったことに混乱する者や自殺する者、そしてその姿を侮蔑する者が数多くいた。
現在ではそれが当たり前のことだという認識が定着し、普通の人と何ら変わらない生活を送っている。
遺伝によってその容姿が受け継がれることもあれば、人と人との間に亜人の外見をもった子供が生まれたりするなど、遺伝子やそういったものとは関係なく生まれることがわかっている。
何故このようなことが起こるか調査中だが、今のところ明確な答えが出る気配はない。
・『魔人』
新暦170年に突発発生した新しい亜人種。 禍々しい悪魔のような見た目と魔力を有し、圧倒的な身体能力をもっている。
現段階では人間が突然変化を遂げることしか分かっておらず、一体何が条件で発生するのか解明されていない。
変化した者の大半が自我を失い周囲に対して無差別に攻撃を始める。ごく少数だが自我を保つことができ、自由に変化することができる者たちは魔人組合に所属している。
・『獣魔人』
新暦195年に発見された魔人の派生形。変化した見た目が獣の亜人であることから名付けられた。
通常の魔人と同じく、圧倒的な力を有する脅威の存在だとされている。もちろん発生条件はわかっていない。
今のところは1人しか確認されていないが、これから増えていく可能性がある。
「大陸・国家」
・『カダリア』
世界三大大陸の内の1つであるカダリア大陸において、その大陸の名をそのまま使った三大国家の1つ。新暦145年に王政を撤廃し、新生民主主義を掲げて発展を続けている。
前世界の北・南アメリカ大陸に日本などを加えて再構成された結果、技術力に関しては他の二大国家よりも秀でている。
国内においての最近の課題は、王政を復活させようと画策している者たちを押さえつけること。
・『ユーラス連合』
世界三大大陸のユーラス大陸に存在する多くの国々が同盟を組むことで生まれた国家。
国の行く末を決めるときには必ず同盟に加入する全ての国が意見を出し合い、危機に際しては結束するという強い繋がりを持った連合である。
結成されたのは新暦100年。現在ではその面影はないが、結成前は大陸内部にて国同士が闘争を繰り返していた。
前世界においてのアフリカ大陸とユーラシア大陸に分類される陸地が混合した結果、このユーラス大陸が新世界で最も大きい大陸となった。
・『亜人連盟』
新暦170年に世界三大大陸の南に位置する大陸、ゴウシュウに樹立した国家。大陸の住民の8割が亜人。
元はカダリアとユーラス連合が半分ずつ統治する大陸だったが、亜人戦争後に独立が認められて発足した。
周囲の海から獲れる豊富な水産資源の輸出を軸に、徐々に発展を続けている。
現在は国内において亜人戦争の発端となった軍の残党が活動を活発化させており、その鎮圧に手を焼いている。
「団体、機関など」
・『防衛兵団』
新暦170年にカダリア自衛軍が名称を変えた軍隊。
防衛を主眼として新たに内部も一新されており、特に魔力を取り扱う戦術に力を注いでいる。魔力適正がない者でも特殊兵装を使用させたり、サポートに回らせるなどの対応を行っている。
カダリア全土に支部を建設、その余裕がない町には団員を駐在させて市民とその地域を危険から守るために活躍している。
・『サーチャー』
政府直属の調査機関。
カダリア全土に支部を置き、いかなる時でも即座に調査を行う態勢を整えている。
特定の人物の調査、発生した事件の全容、証拠物の確保といった様々な仕事を受け持ち、政府にそれらを伝えることを仕事としている。
その仕事がら、かなりの距離を移動することが多いため、転移術が使用できる者が優先的に採用されているらしい。
・『魔術研究機関』
魔術や術式の研究、開発、対策を考案している機関。カダリア発足当時から活動している最も古い歴史を持つ機関でも有名。
筋金入りの負けず嫌いや個性的な者が多く、他の機関よりも異様な雰囲気を漂わせているが仕事に関しては完璧にこなす。
首都にある本部の地下には、復元術によって再生した魔術や術式を書き留めた資料が倉庫に収められている。あまりの多さに職員自身もどこに何があるかわからないらしい。
近年においては技術開発局と連携して一般市民向けの携帯型簡易障壁などの開発を行っている。
・『技術開発局』
重機、機械、兵器などなどあらゆる物を設計、開発を行う機関。
一般向けに開発した物は民間企業に提供、政府の要請を受けて何かしらの物を作るなどかなり幅広く活動している。
カダリア発展の立役者の1人となるべくほとんどの職員が熱い思いを持って行動している。逆に熱くなりすぎて周囲から煙たがられることもあるのが悩みの種。
・『治安警備隊』
防衛兵団とは別に政府がカダリア全土に配置した。
都市の警護や魔物の撃退など大きな仕事ではなく、民間人通しのもめ事の解決や都市の治安の維持等を目的としている。
専門的な戦闘技能を持っていない人でも隊員として募集している。
・『レギオンズ』
新暦120年頃に結成され、世界全域を活動の場としているの国際指定テロ組織。
その行動範囲からかなりの規模だと予想されているが、未だにその全容は掴めていない。
現在分かっているのは幹部数名と首領とされる男のみ。その人物たちはたった1人でも1つの国を相手に戦えるレベルの戦闘力があるといわれている。
・『魔人組合』
自我があり、魔人に変化できる人が協力関係を結び生まれた団体。
首都のすぐ近くにある海岸に面した街、オークを拠点として世界中に活動の場を広げている。
「事件、戦争など」
・『亜人戦争』
新暦170年、ゴウシュウにおいて獅子の亜人アルトリオ・テイラーが中心となった軍が引き起こした戦争。
亜人こそが世界を制するのに相応しいとしてカダリアとユーラス連合に宣戦布告。数では劣るものの、その圧倒的な士気の高さと亜人の強靭な肉体を駆使し、支配を広げていった。
ゴウシュウ全土を確保した後に、カダリアの首都フォルニアへ奇襲をかけるが失敗。その後は二大国家に対して小規模な戦闘を展開したが、徐々に疲弊していったところを攻め込まれ、アルトリオが討たれたことで終結した。
この戦争の後に亜人連盟が発足し、アルトリオ軍の残党が世界の各地でテロ活動を行うようになった。
・『カダリア全土発生障害』
新暦195年6月10日の早朝からカダリア全域に発生。
あらゆる電波が遮断され、空へ飛び立つ物と国から一定の距離離れた物に対して無差別に攻撃が行われるという謎の障害。
すぐさま対策本部が創設されたが、解決のカギとなる物が何一つ見つからずに一か月が過ぎた。
とある町で捕らえられた少年を契機に、この障害は解決に向けて大きく動き出した。
「道具、兵器など」
・『障壁』
物理的な危機から使用者を守る魔力の壁。
発生器を付けるだけと簡単なため一般社会にも普及しており、世界中の軍隊などでも使用されている万能防御策。動力源には魔核か使用者自身の魔力を使う。
最も普及しているのは、一定の硬度の障壁を何層にもわたって展開する「~層式障壁」。~の部分にはその枚数分が入る。現在の最高枚数は30。
それとは別に一枚だけだがそれに徹底的に魔力を練りこみ、発生器無しで展開することも可能。だが、その場合はかなり高度な技術が必要になる。
欠点は使用者に危害を加える者しか防げないという点。それほど害のない自然現象などは防ぐことができないだけでなく、そのまま突き抜けてくる。
・『結界』
精神的、又は魔力を主体としたものから使用者を守る壁。
障壁と同じく発生器を付けるだけなので、多くの所で使用されている。動力源も変わらない。
動力源となる物からの供給魔力が多ければ多いほど、より強固な結界を張ることができる。
障壁と同時に展開する場合、間違えればお互いが干渉して消滅したりするので、かなり卓越した技量が必要となる。
各都市やそれを繋ぐ道路には常時特殊な結界が張られており、魔除けの効果をもったそれは魔物の侵入を防ぐ役割を持っている。
・『魔鉱石』
その内部にいくつもの魔力を発生させる光を持つ透明な鉱石。
前世界においても存在していたが数は微々たるものだった。しかし、新世界になってからは鉱山等で大量に採掘することができるようになった。
内部の光の部分を傷つけなければ永久的に魔力を発し続けるため、加工されて様々なエネルギー元として使用されている。
しかし、大地から絶え間なく生まれて地表に出てくるため消費が間に合っておらず、採掘場やその周辺での魔力の異常上昇等問題が発生している。
・『魔核』
魔鉱石を小さく加工し使い勝手を向上させた物。
機械や武器の動力源、術式で消費する魔力の補助といったことに使われている。
・『重・魔核』
魔核を錬成術で複数結合させ、姿はそのままに魔力精製能力を向上させた物。
さらに錬成で重ね合わせることもできるが、限界を迎えると崩壊するか周囲を跡形もなく消し飛ばすほどの爆発が発生するため注意が必要。
この爆発はいかなるものでも防げないため、兵器として使われることも想定されているらしい。
・『業・魔核』
重・魔核に人の魂を結合させた禁忌とされている物。
前段階の重・魔核を超える桁違いの魔力精製能力を持つが、その魔力を使用できるのは錬成に使われた者の血縁者か親しい間柄のみという欠点を持つ。
非人道的だとされ新世界において禁忌の扱いを受けているが、前世界では普通に使用されていたという記述が最近復元で見つかっている。
・『魔導銃』
魔力を弾として撃ちだす銃の総称。
銃身の内部か外部に動力源の魔核を取り付け、精製される魔力を収束して撃ちだす。
中には魔核ではなく使用者自身の魔力を消費するような銃も存在する。
・『対魔獣用 18式散弾銃(たいまじゅうよう じゅうはちしきさんだんじゅう)』
新暦180年に開発され、防衛兵団で使用され始めた魔導銃。
魔物や魔獣に対して有効な火力を持ち、人間に当たっても害がないように設定されているため使い勝手がいい。
15年経った現在でもカダリア全土で使用されている。
・『オロチ』
レインが父の製作中だった回転式大型魔導銃を技術開発局の協力を得て改造した拳銃。数は8丁。復讐に燃えるレインの執念が作り出した。
内部に3つの重・魔核を搭載したことで圧倒的な火力を実現し、実弾も装填可能という万能銃。
魔力侵食術式を銃身内部に書き込むことで撃ちだした実弾に特殊侵食魔力を付与して、ある程度の障壁や結界ならば突き抜けることを可能にした。
また、自らの魔力と同調させることで遠隔操作もできる。
・『烈火』
防衛兵団が団員に支給する剣をオロチと同様に改造した物。数は2本。
切れ味を向上させるだけでなく、炎系の術式で刀身を赤熱させる構造にした。柄に取り付けた重・魔核を動力源にしている。
オロチ同様遠隔操作が可能。だが実際にその手に持って使った方が威力が高い。
・『呪詛弾』
レインの父が技術開発局と魔術研究機関による合同開発において、その中心となって開発に携わっていた弾丸。
拳銃に装填する弾丸にありったけの呪いの術式を何層にもわたって書き込み、製作者やその周辺の人々の怨念を注ぎ込んだ呪いの兵器。
使用する際、弾丸を装填した銃の使用者が撃つ相手を憎んでいるかどうかで、真の力を発揮できる。もし相手に対する思いが弱い場合、ただの鉛の弾丸へ変貌する。
力を発揮した場合、命中した対象を強力な呪詛が一瞬にして体を蝕んでその自由を奪い、絶望の淵へと立たせて死に追い込む。
開発の中で病んでしまった者を多数輩出したために開発は中断された。それまでの間に作られたのは5発分のみ。全てレインの父が管理することとなった。
・『送魂銃』
オズワルドが開発した自らの魂、存在の力を糧に撃ちだす禁忌の拳銃。
注ぎ込む存在の力の量を間違えば撃った瞬間に使用者が絶命可能性がある。
放たれた一発は、使用者そのものであり、何かしらの能力を持っていた場合はそれが付与すると考えられている。
・『絶望邪神像』
世界転生物語という古くから伝わる絵本に出てくる怪物。
カダリアに広まっていたその絵本に登場し、世界崩壊の要因の一つとして描かれている。
灰色の体色で人間に近い体形だが、目と口の部分には歪な真っ黒な穴がぽっかりと空いており、鼻がない。前かがみの体に関節と思える部分はなく、垂れ下がった腕が海面に着いているという異様な姿。
その行く先々の物を全て飲み込んでいき、どんどん大きくなっていったとされている。悪の魔術師たちが作り上げたとされているが、動力源が何なのかは今のところ不明。
ユーラス大陸とゴウシュウを襲った後、カダリアへとやってこようとしている。
「その他」
・『魔物(魔獣)』
新世界以降、増大した世界の魔力で突然変異、又は突発的変異を起こした動物の総称。
変異前の姿そのままの個体もいれば、全身が異様に変化した個体も確認されている。
特に人為的に変異させた場合、急激な変化と凶暴化する可能性が大幅に上昇する。
・『同調』
特定の人物同士、兵器に搭載されている魔核などの魔力の波長を合わせること。
人物同士ならばお互いの魔力がつながり、2人分の魔力を分け合いながらさらに強力な術式や魔術の行使にも耐えられる精神状態を作り出せる。
兵器の魔核を同調させた場合、その使用者が直接手を触れることなく、意のままに動かすことが可能となる。
・『精霊』
魔力の集合体が自我をもったことで生まれた存在。
復元術によって彼らの資料が見つかり、呼び出すための術式も復元されたことで世に現れた。
召喚術の行使者とつながりを持つことで、実体を持ったり、魔力で構成された精霊体に変化することができる。
・『四大』
地水火風の四大元素を司る大精霊の総称。
圧倒的な力を持つが、その分彼らを召喚した行使者へ尋常ではない負担がかかる。
使いこなせれば圧倒的な戦力になるのは間違いないが、現在までの間で四大全員を従えることができたのは1人だけしかいない。
・『四強』
カダリアにおける最高クラスの戦闘能力を有する4人に与えられた称号。
数多存在する実力者とはまた一つ次元が違う力を持つその4人は人々の憧れでもあり、畏怖の対象になっている。
構成メンバーは以下の4人。
『レオ・ガーフィールド』
『アルフレッド・ヒューストン』
『シノン・ヴァーンスタイン』
『クラン・エイカー』
・『西海岸ライン』
カダリアの首都フォルニアから西に広がる海を沿って建設された高速道路。道中にアナリスを経由し、南東のプレザントが最終地点となっている。
数多くの人が利用する有料道路で、道中にあるサービスエリアやパーキングエリアも好評である。
この他にも中央ラインと北東ラインが存在する。




