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第23話『メイド&執事喫茶-2日目・⑤-』

 華頂家のみなさんも結衣の御両親も伊集院さんの御両親も、満足した様子でお店を後にした。みんな出し物を楽しんでから、午後にある俺の弾き語りライブに行くという。

 午後0時半。

 大きなトラブルも特になかったし、昼頃からシフトに入っている接客係の生徒達もちゃんと来てくれたので、今日もシフト通りの時間に接客係の仕事を終えることができた。

 俺は1階の男子更衣室に行き、昨日と同じく下は制服のスラックス、上はクラスTシャツという服装に着替える。今日も朝礼前からずっと執事服を着ていたから、この服装になると身軽になった感覚になる。ちなみに、この服装で午後1時半からある弾き語りライブに臨む予定だ。


「よし、喫茶店に行くか」


 シフトが終わったら、まだ喫茶店のシフトに入っている結衣と伊集院さんに接客してもらう約束になっているからな。それを楽しみの一つに今日の仕事を頑張ったといっても過言ではない。

 男子更衣室を出て、2階にある教室へ向かう。

 2日目も後半になったけど、まだまだ盛り上がっているなぁ。この後の弾き語りライブが、文化祭の盛り上がりに一役買えれば何よりだ。

 2階に上がって少し歩くと、うちの教室が見えてくる。今も待機用の椅子に女子生徒2人と、一般の方と思われる男女のカップルが座っていた。また、うちのクラスの手前にある胡桃のクラスのお化け屋敷には数人ほど並んでいた。

 後方の扉から教室に入り、今まで着ていた執事服を段ボール箱に入れた。

 廊下に出て、俺は待機列の椅子に座る。俺の順番になるまで気長に待とう。あと、一度休憩をしたとき以外はずっと立っていたから、座ると体が楽だなぁ。


「あら、低田君。シフト終わったんだね、お疲れ様」


 座った直後、福王寺先生の声が聞こえたので、そちらに振り向くと……メイド服姿の先生が俺のことを見ていた。そういえば、先生は俺のシフトが終わるちょっと前から、スイーツ部の屋台の様子を見に行っていたっけ。


「お疲れ様です、福王寺先生。今日も無事にシフトが終わりました。なので、結衣と伊集院さんに約束していた通り、接客されに来ました。それに、弾き語りライブに向けて力を付けておきたいですし」

「ふふっ、なるほどね。結衣ちゃんと姫奈ちゃんに、低田君が廊下で待ってるって伝えておくね」

「ありがとうございます」


 福王寺先生はニコッとした笑顔で俺に小さく手を振りながら、前方の扉から教室の中に入っていった。

 スマホのスリープを解除すると、LIMEのクラスのグループトークに『弾き語りライブ頑張れ』という旨のメッセージがいくつも送られていた。……あっ、今、男子から同様のメッセージが送られてきた。


『みんなありがとう。頑張るよ』


 と、グループトークにメッセージを送った。


『いってらっしゃいませ。お嬢様、ご主人様』


 結衣の声が聞こえたので前方の扉の方を見ると……カップルと思われる男女の生徒が教室から出て行くのが見えた。その直後、結衣が扉の近くに座っている女子生徒2人をお店の中に案内した。

 先頭2人がお店に入ったので、俺を含めた椅子に座っている人達は座る場所を移動する。

 その直後、結衣が教室から出てきて、ニッコリとした笑顔で俺の前に立ち、


「ご主人様。1名でのご利用ですか?」


 と、俺に問いかけてくる。メイド服姿の結衣に接客されているぞ。そのことに感動だ。


「はい。1人です」

「かしこまりました。テーブル席かカウンター席のどちらがよろしいですか?」

「どちらでもかまいません」

「どちらでもOKですね。かしこまりました。席が空くまでここでお待ちください」

「はい」


 俺がそう言うと、結衣はニコッと笑って教室の中に入っていった。

 結衣が席の希望を聞いてから2、3分ほどで、2人組のお客さんが教室から出てきた。そのため、俺の前に座っていたカップルと思われる男女が結衣によって案内された。

 そこからさらに2、3分ほどして、男子生徒1人が教室から出てきた。そして、


『お待たせしました! 1名様どうぞ!』


 結衣と伊集院さんが教室から出てきて、俺に向かって元気良くそう言ってくれた。結衣は特に元気があって。昨日を含め、接客係の仕事をしている中で一番の元気の良さかもしれない。

 俺は椅子から立ち上がり、結衣と伊集院さんの案内で教室の中に入る。


『おかえりなさいませ、ご主人様!』


 結衣と伊集院さんはメイドさん口調のお出迎えの言葉を言ってくれた。2人に言われるのは夏休みに2人がメイドカフェの助っ人バイトをしたとき以来だけど……いいな。


「ただいま」


 俺は結衣と伊集院さんの顔を見ながらそう言う。すると、2人は「ふふっ」と声に出して笑った。2人とも可愛いな。


「カウンター席にご案内します」


 結衣がそう説明して、俺は一番端のカウンター席へと案内される。


「こちらがメニュー表になります」


 俺が席に座った直後、結衣が俺の前にメニュー表を置いてくれた。


「ご注文がお決まりになりましたら、メイドや執事をお呼びください」

「分かりました」


 結衣と伊集院さんは俺に軽く頭を下げて、カウンター席から離れていく。

 さてと、何を食べようか。昨日のデートで来たときはチョコバナナクレープを頼んで、結衣が頼んだいちごクレープを一口交換したんだよな。チョコバナナクレープはもちろんだけど、結衣と交換したいちごクレープも美味しかったな。

 今日はいちごクレープにしようかな。結衣がくれたものをもう一度食べたい。

 店内を見渡すと……結衣は今、接客はしていないか。よし、呼ぶか。


「すみません。注文してもいいですか」

「はいっ! すぐ行きますっ!」


 やや食い気味に結衣が元気良く返事をしてくれた。それが可愛いくて、頬が緩んでいく。

 結衣はニコニコとした様子で俺のところにやってくる。


「ご注文をお伺いします、ご主人様!」


 とっても元気良くそう言う結衣。とっても可愛いぞ。


「アイスコーヒー1つと、いちごクレープを1つお願いします」

「アイスコーヒーをお一つと、いちごクレープをお一つですね。ガムシロップやミルクはお付けしますか?」

「どちらもいりません」

「どちらもなしですね。かしこまりました」


 と笑顔で言い、結衣は伝票に書き込んでいく。昨日も今日も接客係の仕事をしたから慣れた雰囲気だ。


「以上でよろしいでしょうか?」

「はい」

「かしこまりました。では、少々お待ちください」


 結衣は軽く頭を下げて、バックヤードへと向かう。

 改めて店内を見渡すと……喫茶店らしい落ち着いたいい雰囲気だ。だから、ゆったりとした気分になれる。

 カウンター席にいるので、窓から外の景色を見てみる。結構な数の人がいて賑わっている屋台街が見える。今はお昼時だし、食べ物や飲み物を楽しめる屋台街に足を運ぶ人が多いのだろう。

 中野先輩のクラスの出し物である焼きそばの屋台にも、スイーツ部の出し物であるベビーカステラの屋台にも、多くの人が並んでいるのが見える。今日もどちらの屋台も盛況のようだ。


「お待たせしました、ご主人様!」


 結衣の声が聞こえたので、そちらの方を向くと、トレーを持った結衣が俺の側にやっていた。結衣の近くには伊集院さんと福王寺先生がいて。


「アイスコーヒーといちごクレープになります!」


 そう言い、結衣はアイスコーヒーの入ったプラスチックのコップと、いちごクレープが乗った可愛らしい紙皿を置いてくれる。伝票を伝票立てに入れる。結衣が運んできてくれたのもあって、この時点でかなり美味しそうに見えるぞ。実際美味しいんだけどね。


「ありがとうございます」

「では、私達メイドが心を込めて美味しくなるおまじないをかけさせていただきますね!」


 結衣がそう言うと、結衣と伊集院さんと福王寺先生は両手でハートマークを作り、


『美味しくな~れ、美味しくな~れ、萌え萌えきゅん!』


 と、美味しくなるおまじないを笑顔でかけてくれた。3人とも凄く可愛い。これまで、接客係の仕事中に何度も、家族や友人が来たときに3人でおまじないをかける姿をすぐ近くで見てきたけど、自分が注文したものにおまじないをかけてくれると特別感がある。だから、俺は自然と拍手していた。


「凄く良かったです。可愛かったですよ。コーヒーもクレープももっと美味しそうに見えます」

「悠真様にお褒めの言葉を言ってもらえて嬉しいです!」

「嬉しいのです!」

「てい……ご主人様に褒めてもらえて嬉しいですっ」


 3人とも嬉しそうな笑顔でそう言ってくれる。メイド服姿での笑顔をたくさん見てきたけど、今の笑顔は指折りの可愛さで。あと、凄く嬉しいのか福王寺先生は俺のことを「低変人様」と言いかけたな。よく我慢した。偉いぞ。


『では、ごゆっくり』


 3人は声を揃えてそう言い、軽く頭を下げて俺のいるところから離れた。


「いただきます」


 まずはアイスコーヒーを一口。……休憩のときや昨日の文化祭デートでも飲んだコーヒーだけど、3人におまじないをかけてもらったから今が一番美味しいな。

 次にいちごクレープを一口食べると……いちごの甘酸っぱさとホイップクリームの甘さがよく合っていて美味しい。昨日、結衣に食べさせてもらったときもとても美味しかったけど、今のクレープもとても美味しい。これも3人におまじないをかけてもらったからだろう。

 コーヒーもいちごクレープも美味しいから、接客係の仕事での疲れが取れて、この後の弾き語りライブに向けて体力を付けられそうだ。

 たまに、店内を見て結衣達の様子を見る。3人ともいい笑顔で接客しているなぁ。

 接客係の仕事をしてお腹が空いていたのもあり、コーヒーもクレープもペロリと平らげた。


「美味しかった。ごちそうさまでした」


 伝票立てに入っている伝票を取って、俺はカウンター席から立ち上がる。それを見ていたのか、結衣達3人は会計の方へと向かう。

 俺は入口近くにある会計に行き、


「会計お願いします」

「分かりました!」


 結衣に伝票を渡して会計をした。結衣は会計作業も慣れた様子で行なっていた。


「接客も良かったですし、コーヒーもクレープも美味しかったです。ごちそうさまでした。結衣、接客してくれたお礼だよ」


 俺は結衣の頭を優しく撫でた。そのことで、結衣の顔には柔らかな笑みが浮かぶ。


「悠真様からご褒美に撫で撫でされて嬉しいです! 幸せです!」


 えへへっ、と結衣は声に出して笑う。その姿はとても可愛くて癒やされる。

 少しの間、結衣の頭を撫でて、最後にポンポンと優しく叩いた。


「3人の接客やコーヒーやクレープのおかげで、この後の弾き語りライブを頑張れそうです」

「それは良かったです! 頑張ってくださいね!」

「頑張ってくださいなのです!」

「頑張ってください!」

「ありがとうございます」

「じゃあ、お見送りの言葉を言いましょうか。……せーの」

『いってらっしゃいませ、ご主人様!』


 結衣達3人は可愛らしい笑顔でお見送りの言葉を言ってくれた。そのことでよりライブを頑張れそうだよ。

 俺は教室を出ると、結衣達3人も一緒に教室を出る。そのとき、


「ねえ、悠真君。ライブが上手くいくようにおまじないをかけたいな。いいかな?」


 結衣がそんなことを言ってくる。あと、お見送りの言葉を言った後だからか、結衣の口調がいつもの口調に戻っているな。


「もちろんいいぞ」


 どんなおまじないだろう?

 結衣は持ち前の明るい笑みを浮かべると、俺のことをぎゅっと抱きしめ、

 ――ちゅっ。

 と、キスしてきた。これが結衣のおまじないか。結衣らしいおまじないだ。

 また、キスした瞬間に「きゃあっ」という女性達の黄色い声や、「おおっ」という野太い声が聞こえてきて。

 結衣に抱きしめられ、キスしているから、結衣の柔らかさや温もりを全身で感じて。甘い匂いも。あと、唇から感じる温もりや柔らかさは特別感があって。

 ライブの時間も迫ってきているから緊張してきていた。ただ、結衣にキスというおまじないをかけてもらったことでその緊張が和らいできて。今日の弾き語りライブが上手くいきそうだ。

 少しの間キスした後、結衣の方から唇を離す。目の前には、ニッコリとした赤みを帯びている笑顔で俺を見つめる結衣がいた。


「これが私からのおまじないです。弾き語りライブ頑張ってね! みんなと一緒に見に行くから! 楽しみにしてるよ!」

「ありがとう、結衣。最高のおまじないをかけてもらえたな。ライブ、上手くいきそうだ。頑張るよ」


 最高のおまじないをかけてくれたお礼に、今度は俺からキスをした。結衣からされるキスもいいけど、自分からするキスもいいな。

 2、3秒ほどして俺から唇を離す。すると、結衣は幸せそうな笑顔で俺のことを見つめていた。


「低田君、弾き語り頑張ってください! 楽しみにしているのです!」

「頑張ってね、低田君! 結衣ちゃんや姫奈ちゃん達と一緒に見に行くね! 楽しみにしてるから!」

「ありがとうございます! 頑張ります」


 俺がそう言うと、結衣と伊集院さんと福王寺先生は楽しげな笑顔を見せてくれる。弾き語りライブをした後も3人はもちろん、来てくれた人達が笑顔になれるように頑張りたい。


「ステージ横に行かなきゃいけない時間が近いから、俺は行くよ」

「うんっ! いってらっしゃい!」


 結衣は持ち前の可愛らしい笑顔でそう言い、俺への抱擁をそっと解いた。

 いってきます、と言って、俺は結衣の頭をポンポンと優しく叩いた。

 俺は体育館に向かい始める。

 1階に降りて、昇降口に向かう際……昇降口近くにある掲示板で一度立ち止まる。掲示板を見ると、貼ってあるのは文化祭の体育館ステージのタイムスケジュール。これまでに何度も見てきたものだ。


「……頑張ろう」


 スケジュールの中にある『低田悠真 弾き語りライブ』の文字を見ながらそう呟いた。

 第2教室棟を出て、ステージ横に近い場所から体育館の中に入る。

 今は俺の一つ前の順番である合唱部のパフォーマンスが行なわれている。小学校や中学校でも歌った定番の合唱曲を歌っている。さすがに合唱部だけあって歌が上手だ。あと、客席の方を見ると、多くの人が席に座って鑑賞している。

 ステージ横に行ける場所に文化祭実行委員の男子生徒がいる。俺はその生徒に出演者だと伝え、ステージ横に通してもらった。

 ステージ横に行くと、文化祭実行委員の女子生徒がいる。この次に弾き語りライブをする低田悠真が来たことを伝えた。

 ここで預かってもらっていたギターを取り出した。ギターに触れたり、ギターの重みを感じたりするとちょっと気持ちが落ち着く。

 ステージ横から合唱部の様子を見る。今は女性アイドルのヒット曲を歌っている。本当に上手だなぁ。俺も音楽系のパフォーマンスをするからいい刺激になる。


『合唱部によるステージは以上です。続いてのステージは午後1時半から、1年2組の低田悠真君による弾き語りライブを行ないます』


 合唱部の歌唱に聴き入ったのもあり、合唱部のパフォーマンスが終わるまではあっという間だった。

 合唱部の生徒達がステージ横に戻ってきた。楽しかったのか笑顔の生徒もいれば、終わったからかほっとした様子の生徒もいて。

 ギターを持っているからか、俺が次の出演者だと分かったのだろう。生徒達の多くが俺に「頑張って」と言ってくれた。そんな生徒達にお礼や労いの言葉を掛けた。


「低田悠真さん。ステージの方へどうぞ」


 男子生徒によってそう言われた。

 はい、と言い、ギターのストラップを肩に掛けて、幕が下りているステージへ向かう。

 ステージの真ん中にはマイクがセッティングされている。マイクの前に立ち、俺は適当にギターを軽く弾く。……うん、いい感じに弾けてる。大丈夫だ。


『午後1時半になりました。1年2組の低田悠真君による弾き語りライブです』


 女子生徒によるそんなアナウンスがされた後、拍手の音が聞こえる中で体育館のステージの幕がゆっくりと上がり始めた。

 さあ、いよいよ弾き語りライブだ。頑張るぞ! そして、楽しむぞ!

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