表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

ダンジョン一日目


「おーい。 はやく起きろよー」


「あぁ..なんだ...妖精?」


どうやらここは洞窟のようだ。小さな妖精らしきものが目の前を飛んでいた。


「おう!やっと目が覚めたか。私の名前はティト。お前のナビゲーター役だ。よろしく頼むぜ相棒!」


この妖精はティトと言うらしい。ティトは若干ヤンキー口調だった。


「俺の名前はリューヤ。よろしく頼む。」


「よーし。無事に目が覚めたな。まずは自分のステータスを確認しろ。ステータスと念じれば見れるはずだ。」


「りょーかい。」


ステータスか、わくわくするな。



ステータス


名前:『リューヤ』


種族:『ヴァンパイア(中級吸血鬼)』


加護:『神クロウの祝福』


称号:


技能:


ユニークスキル


『眷属化』


『吸血』


『闇魔法lv1』


『吸血鬼種弱点克服』



ノーマルスキル


『鑑定Lv5』



どうやら希望を叶えてくれたらしい。本当に吸血鬼に転生出来たようだ。


「よーし確認できたな? 」


「次はスキルの使い方だ。 お前のスキル鑑定を私に浸かってみろ。 使い方はステータスと同様に念じるだけだ。」



ステータス


名前:『ティト』


種族:『妖精種ダンジョンコア


加護:『神クロウの祝福』


称号:


技能:


ユニークスキル


『ダンジョン契約』


ノーマルスキル


『鑑定Lv5』



「ダンジョンコア?」


「その通り。私はダンジョンコアだ。お前が契約するんだぞ。」


「ダンジョンを作るのか?」


「そうだ。この世界では人間以外の種族は基本迫害されている。だから安全に生きるためのダンジョンだ。」


「という訳で、ちゃっちゃと契約するぞ。手を出せ。」


言われるままに手を出すと、ティトがちょこんと手の甲に着地した。


「我はダンジョンコア。

我はリューヤと契約する。」


魔方陣が出たと思ったらすぐに消えた。


「よーし。できたできた。省略しても行けるな。」


この妖精大事な契約の詠唱を省略したらしい。


「なんか変わったか?」


「あほう。良く見ろ手の甲にマークが浮かんでるだろ?」


確認してみると確かに手の甲に黒い鳥のマークが浮かんでいた。


「ちなみにそれはクロウのマークだ。私の主神がクロウだからな。かっこいいだろ?」


ティトの右手にも浮かんでいた。嬉しそうに見せびらかしている。


「っしゃ。じゃあ次はダンジョン拡張だ!疲れたから寝たい!はやく私のベッドを出してくれ。ダンジョンメニューで念じてみろ。」


「マイペースか!いや、まあ良いわかった。」





ダンジョンステータス


名称:『下級ダンジョンlv1』


種類:『洞窟』


領域:『100m×100m』


部屋:『コアルーム』


通路: なし


機構: なし


眷属: なし



DP 1000 10/h回復



「ダンジョンは大まかに三つの機能がある。

拡張機能。眷属召喚。錬成機能の三つだ。それぞれにDPを消費する。」


「まず拡張機能、ダンジョンは領域を広げなければ大きくすることが出来ない。領域を広げてからその中に通路や罠、モンスターを配置するんだ。」


「眷属召喚、モンスターを眷属として召喚する機能だ。召喚できるモンスターは様々な条件を満たすと解放される。まあ色々試してみろ。」


「錬成機能、DP消費して食料や物資あとはダンジョンに配置するアイテムを錬成することが出来る機能だ。自給自足出来るまではこれで物資を錬成しろ。」


「以上!説明終わり。はぁー疲れた。」


「ほら。お前も寝とけ。契約で多少変化があるからな。ダンジョンの拡張はまた明日だ。時間はたっぷり有るぞ。」


そう言われてくると眠くなってきた気がする。とりあえずベッドを出してみよう。



錬成


ノーマルベッド(サイズ中) 100


ノーマルベッド(サイズ極小) 100



どうやらサイズが違っても消費DPは変わらないらしい。


「なあティト。DPが勿体無いから一つのベッドで寝ないか?」


「な!! お前が気にしないなら良いが..」


「よし。決まりだな。」


ティトは恥ずかしがっていたが勿体なさが勝ってしまった。我ながら貧乏性だ。


錬成は場所を指定してから出すらしい。


部屋の真ん中で良いかな。


指定すると、パっとベッドが現れた。本当にこの洞窟に似つかわしくない普通のベッドだ。


ティトがモゾモゾとベッドに入っていったので続いてベッドに入った。


ベッドに入ると急に眠気が襲ってきた。


ティトはベッド上の方で寝ることを決めたようだ。


「おやすみリューヤ。」


「おやすみティト。」



待望の異世界生活が幕を開けた。















『ヴァンパイア(中級吸血鬼)』


レッサーヴァンパイア(下級吸血鬼)の進化個体。驚異的な力と回復力を持つが、吸血鬼種の弱点、日光によるステータス弱化。銀製品による回復阻害。そのため現在の数は非常に少ない。



『神クロウの祝福』


所持者にクロウからのスキルが与えられる。


『吸血鬼種弱点克服』『闇魔法』『鑑定lv5』



『眷属化』


生物を同意の上で眷属にすることが出来る。眷属になった生物は種族が吸血鬼に変更されるが、もとの生物の能力を引き継ぐ。



『吸血』


吸血鬼種固有の能力。生物の血液を摂取する事により 体力 魔力を回復する。



『闇魔法 lv1』


闇魔法を扱うことが出来る。経験を積む事により徐々にレベルアップ。l



lv1 闇盾

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ