驚愕
流れは前回と同じようになると思います。
「落ち着いて聞いてほしい。
リューヤ君は亡くなったんだ。
あの日、初めてここに来た日。
帰り道に、君は突発性心臓発作で倒れたんだ。」
あの日? あの日は..
家に帰ろうと思って歩いてたんだ。
そしたら急に胸が苦しくなって..それから....
駄目だ。
そこから先が思い浮かばない。
「そうだよ。そこで君は心臓発作にかかったんだ。それは決まっていたことだった。」
決まっていた事?俺の死が?
じゃあ、なんでここにいる?
ここは一体なんなんだ?!?!?
「それも含めて今から説明しよう。リューヤ君、君は死んだ。肉体を失った魂は転生しなければならない。」
「転生先は神が適正を判断し決定される。あの店に招いたのは君の死が回避できないものだったのと、適正を判断するためだ。この僕がね」
そんな馬鹿なあの店にいったのは○○○に誘われたから..........
まて..○○○って誰だ........
○○○は腐れ縁で......
そうだ○○○は交通事故で...
なんで名前が思い出せない!!!
「落ち着いて。大丈夫○○○君は違う世界に転生したから名前が思い出せないんだ。大丈夫だよ。」
転生○○○が?。
「それから、○○○君には手伝ってもらったんだ。どうしても生前に君と会ってみたくてね。死んだことが分かると豹変しちゃう人もいるから。」
本当に俺は死んだのか....あの質問が適正を判断するためか。じゃあマスターは神様なのか.....?
「やっと気がついてくれたね。改めまして僕は神のクロウ。
是非リューヤ君には僕の世界に転生して欲しい。
条件は君の理想を叶えるつもりだ。
何も不自由はしないはずだよ。どうかな?」
転生することはそれで良いんだが一つ聞きたいことがある。
○○○はその世界に転生したのか?
「もちろんだよ。その世界で○○○君は別人だ会っても、気がつかないかも知れないけど良いかい?」
かまわない。そこでお願いしたい。
「ありがとう。やっぱりリューヤ君に頼んでよかったよ。細かい説明は僕の使いを送るから。仲良くしてあげてほしい。」
「では!改めて。」
「いってらっしゃいリューヤ君。
君が僕の世界で幸せに楽しく生きていけることを祈ってるよ。」
マスターのとても嬉しそうな顔が瞼に焼き付いて離れなかった。
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