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『彼女は檻へ、古代神の如く』

 

 遥か昔の話、とある神がある場所に閉じこもり出て来なくなった話がある。

 詳しくは忘れてしまったが他の神達は閉じこもる神の前で陽気に騒いで神の注意を引き、自ら出て来させたと言う。

 何故今になってそんな話を思い出すのかは薄々気が付いていた。僕の彼女鮎原夢が家に入ったきり連絡がつかなくなってしまったのだ。

 あれから数日、何度彼女の携帯に電話しようと電源が切られたままで連絡不能、自宅の番号すら知らない。

 家に行って直に確かめたいがあの時の彼女が放った拒絶たる言葉に束縛されて行くのを躊躇させた。

 出向き会えたとしても彼女は僕を阻むのではないのか。

 そんなマイナスイメージが身を焦がして恐怖を煽る。

 彼女に拒絶される残酷な場面は心を抉る。

 しかし数日の間僕はじっとなんかしてはいなかった、こうなってしまった原因を調べていた。

 ニュースで話題になった男、荒沢新一の情報収集をする為漫画喫茶等に籠りパソコンを使いネットに潜り昔の事件を掲載しているサイトにアクセス出来た。

 信憑性を上げる為図書館へ向かい昔の新聞を探し回り調べ上げた情報と照らし合わせ、情報を得ることに成功を納める。

 十五年以上も前に荒沢新一は殺人事件を犯したらしい。

 記事の内容によると自分の子供を暴行した挙句に殺し、逃亡。数日後に警察に逮捕され、それから刑務所に入れられたらしい。

 得た情報は残念ながらここまでで詳しくは乗って無かった。

 非道たる男だ、こんな奴がどうして夢ちゃんと関係があるんだ?

 こいつは夢ちゃんに何をした。

「どうしたの? さっきからボケッとしちゃって」

 思考に溺れていた所に浮きを投げられ現実に引き戻された。

 声を辿るとボサボサヘアーの女性が不思議そうに顔を覗かせている。

「ここのところおかしいぞ白原、上の空で仕事に集中出来ていないし、何かあったの?」

 空月九十九先生がコーヒーの入ったマグカップを片手にぶかぶかのシャツ姿のみで僕の真横に。生足が丸見え状態で目のやり場に困る、といつもなら思うのだろう。今はそんなことどうでもいい。

 事務所内に設けられた机に座り仕事をしていたのだがやはり夢ちゃんのことが気になって手に付かない状態だ。

 夢ちゃんもそうなのだがもう一人が僕の頭の中に蠢き回る。

 荒沢新一、奴は誰で何者なのかと悩む毎日だ。

「い、いえ、特に何もありませんよ。すいませんでした、直ぐに仕事を……」

「あーーもう、そんな暗い顔で何でもない何て言われて誰が納得するの? 悩みがあるなら一人で抱え込まずに誰かに聞いて貰うべきよ? 幸いにも白原の横には誰がいる?」

「……そう、かもしれませんね……先生、ちょっと良いですか?」

「よしよし、それで良いわよ。じゃあ話してみなさい」

 この前起きた事件を詳細に先生へ話してみた、何か打開策はないのかと縋る気持ちで。

 話終えると真剣な表情をする先生が一口コーヒーを啜ってから口を開く。

「大変なことになってたのね、荒沢新一って奴と白原の彼女にどんな接点があったのか、そして何が彼女を豹変させたのか……それが今白原が悩んでいることね?」

「はい……考えても考えても分からなくて」

「ん~昔の新聞やらネットやらで分からないのなら直接訊いてみるのが手っ取り早いと思うけど?」

 そんなことが出来るのならばとっくにやっていると思う、今は彼女との連絡がつかないし、それ以前に直接会えばまた拒絶されるだけだ。

 これ以上嫌われたくない。

「打つ手無し、か。……だったらいっそのこと彼女と別れちゃったら? そうしたら悩まなくて済むわよ?」

「な、何を言ってるんですか! 僕は夢ちゃんと別れるつもりは無いです! 彼女がいたから僕は“今”があるんですよ、彼女がいない世界何て考えられない」

「じゃあどうしたいの白原は? 荒沢って奴が何者か分からないんだから直接会って訊いてみるしかない、でも嫌われたくないから会いたくないって……悪いけどそれって子供のわがままに聞こえるわよわたしには」

 わがまま?

「まあ人は千差万別、考え方も幾通りもあるからその一つと思って聞いてよ。白原は一体何がしたいの? 荒沢って奴を調べて何がしたい?」

「そ、それは……荒沢新一と夢ちゃんの接点が知りたくて……」

「何故知りたいの?」

「そんなの決まってますよ、夢ちゃんを苦しめている原因を突き止めたくて……」

 あれ、突き止めて僕は何をするんだ? 今さら何を言っているんだ、彼女を苦しめる原因を突き止めて彼女を救いたいって思っているんじゃないか。

「白原、助けたいって言ってるけどそれはどんな形で助けたら満足?」

「……え?」

「自分を見失うくらいに深い傷を心に持っている彼女を助けたい、でも助ける術は過去を訊かないと分からない。でも自分は彼女に嫌われたくないから会いにいけない、怖い、拒絶されるのが怖い……ね? 分かって来たんじゃ無い? 貴方がわがままを言っているように聞こえるって意味がさ、さあ答えて白原、どんな形で助けられたら満足?」

「…………僕は、僕は……」

 彼女に嫌われてしまうことを恐れて逃げていたのかも知れない。

 逃げているだけの男がどうやって彼女を助けられると言うのか。

「どちらも傷付かずに済む……何て生温い戦いは……無いですよね」

「そう、様々な戦いには必ず傷付く者が必ず出る、それは身体の傷だけに限った話じゃ無いわ。心優しい人が人を罵倒したら後悔を背負う、もちろん人を傷付けたら相手は痛い。でも同じ様に傷をつけた自分も見えない傷を背負う……背負わない奴がいたならば周りの誰かに降り懸かるでしょうね。だから白原、助けるって誰を助けるの? 彼女を? それとも……怖がりな貴方自身を?」

 ようやく先生の言いたいことを理解出来たと思う。

 僕が助けたいのは夢ちゃんであって、弱い心の自分では無い。

 嫌われたくないから会いにいけない?

 嫌われたって良いじゃないか、本当に彼女を助けたいのなら自身の女々しい思いは殺す。

 ただ願うのは彼女の幸せ。

 この考えは自己中心的かも知れない、でも怖がっていたら何も始まらない。彼女の抱える闇に光を照らすのは容易では無い、自分を投げ出す覚悟で戦え。

 先生はそう言っている筈だ。

「……先生、僕は逃げていました。彼女に嫌われると、彼女を失うと、そんな臆病な理由で僕は僕自身から逃げていました。本当に助けたいのは自分じゃない、彼女なんです、鮎原夢何なんですよ」

「そう……それで? 白原はこれからどうしたいの?」

「夢ちゃんの家に行きます。拒絶されるかも知れません、嫌われるかも知れません。でも、過去と共に戦うなら原因を訊かなければならない……だから今僕が何を思っているのか話したい、話さなくちゃならない話があるんですよ! 僕の全てをぶつけに行きます! もう逃げない、弱い自分からも彼女からもそして……過去も!」

 ようやく心は強固に成形された気がする、今まで逃げていた自分を消そう。

 僕の思いを彼女に伝えなくちゃ、力の限りに。

「はっはは、ようやくいつもの白原十夜になって来たわ。お前は変わったね、初めてここに来た日を覚えてるわ、貴方は…………かったから」

「僕は夢ちゃんがいたから変われました、だから今度は僕が彼女の力になる番なんです」

「そう……だったら善は急げよ! 白原の思いって奴をぶちかまして来なさい! 今日は臨時休暇よ! だから仕事は気にせずに行きなさい!」

 と先生は笑みを零しながら入口を指差す。

 芽生えた火は燃え上がり炎を生む、それが今の活力だ。

 僕は彼女を知りに行く……。

「ありがとうございます! では行って来ます!」

「頑張れよ白原! …………はっはは、元気が出て来たじゃないか、お前は笑ってる方がそれらしい」

 事務所を飛び出し車に滑り込みキーを回しエンジンを急かさす。愛車が息吹をしたのを確認するや否やアクセルを踏んだ。が、エンジンが唸るだけで全く動く気配すらない。慌てていた為にサイドブレーキの解除を忘れていた、落ち着け落ち着け。

 サイドブレーキを解除しようやく車は帯びた使命を実行する。

 野道は舗装道路へと変わりスムーズな走行音を味わい、彼女の家へと向かっている実感を得た。

 甘えん坊なツインテールの彼女、甲斐甲斐しいストレートヘアーの彼女、理不尽なポニーテールの彼女。

 三つの違う彼女達は僕の日常を掻き回していつも騒動を招入れた、その度に困らせられたけど楽しいかったと断言出来る。

 孤独だった僕に光をくれたのだ、温かな太陽を彷彿させる輝きに照らされて楽しい日常を体験出来たんだ。

 仮初と呼んでいた関係が崩壊するのを恐れて今まで彼女と過ごした日々、今日でそれを終わらせるんだ。

 自分を理解して貰う、そして彼女を理解したい。

 そうしてまた彼女の笑顔がみたい。

 前よりも理解した笑顔を――。

 停車させた、エンジンを切り下車。目的地に辿り着き鮎原家が目の前に聳えている姿は巨人を連想させる。

 彼女が放ったあの拒絶な言葉が心に居座る負の感情がそう思わせるのだろうか。もう目と鼻の先に彼女がいるのだ、弱い自分がまた奥底で呻く。

 だけど今助けるべきは自分では無い、か弱い心を救うにはここを去るだけで良いのだからそれでは意味が無い。

 傷付く覚悟をした、また拒絶されるだろう、罵倒もあるかも知れない。

 それでも僕は進む、前へ前へ強く進む。

 さあ行け、足に絡む弱い自分を蹴り捨てて。

 息を深く吸い、深く吐く。深呼吸で落ち着かせ気が付けば人差し指はインターホンのボタンに触れて押す。

『…………はい、どちら様でしょうか』

「こんにちは、白原十夜です」

『あ……十夜くん? ちょっと待ってて』

 今のは椿さんの声だったみたいだ、この前家にお邪魔して以来だな。しばらくして開閉音が発生し、声の正体が姿を現した。

 夢ちゃんの母親の妹で姉のように慕う人、鮎原椿さんが少し影を孕ませた表情と共に僕の目の前に立つ。

 何だか顔色が良くないな、何だか今にも倒れそうな病人を連想させるな。

「こんにちは十夜くん、お仕事はどうしたの?」

「臨時休暇です……椿さんは?」

「わたしっもお休みなのよ、溜まっていた有休を使ってるの……夢が心配でね」

「あの……夢ちゃんは今どうしてますか?」

 安否を問うが一呼吸程の間の後に椿さんは口を開く。

「…………とにかく中にどうぞ。こんなところで立ち話するような内容じゃないと思うから」

「お邪魔します」

 久し振りの鮎原家へ中へと招かれた、心なしか家の中が重苦しい雰囲気が幅を利かせているみたいだ。

 椿さんは淡泊に廊下を歩き会話も無いまま来客室へと案内してくれ座るように促される。

「ちょっと待っててね、母さん呼んでくるから」

「……はい」

 一人になると心臓の鼓動がやけにデカく感じ五月蠅いくらいだ。多分自分の部屋だろうが近くに夢ちゃんがいる、そう思うだけで緊張感が肉体を弄ぶかの如く這い回る。

 拒絶されてから数日、毎日毎日彼女のことを考えて来た、悪夢にうなされる程に。

 その悪夢では夢ちゃんに突き飛ばされ無機質な目で僕を見下ろすんだ、無表情で。

 喜怒哀楽は微塵も無い、ただただ無が永遠と僕を見下ろす。

 罵倒も嘆きも無い空白の時間、永遠と思える時間は拷問としか認知出来ない。

 そんな気の狂いそうになる間際、彼女の口が何かを言いたそうに開く。

 ――ここで悪夢は終わる。

 あの夢ちゃんは僕に何を言いたかったのだろうか、分からないまま日常が時を刻み考える時間すら食い潰す。

 一人になって改めて何を言いたかったのかを考えるが答えは出ないだろうな今は。もしかしたら今日その手掛かり、もしくは答えが分かるのかもしれない。

 夢ちゃん、君は今何を思っているの?

「お待たせしました十夜さん」

 夢ちゃんの祖母幸子さんが会釈混じりに部屋へ入って来た、その少し間を開けてお茶を携えた椿さんが。

 目の前に幸子さんが座り、椿さんにお茶を貰い会釈、三人分置き終わってから彼女も座布団へ。

「……えっと十夜くんお菓子はいるかな?」

「いえ、お構い無く」

「そっか、うん分かった」

 との拙い会話が途切れてから間が生まれ無言を連れて来てしまう。

 どう切り出そうか互いに迷っているのかも知れない。

 しかしこのままでは埒が明かないことだけは明白だ、僕は夢ちゃんに会いに来たんだ、僕の思いをぶつけに来たのだ。

 だから核心を突くつもりで無言を突破る。

「あの、今夢ちゃんはどうしてますか?」

 賽は投げられた、面を変えながら数を出そうと転がる。

 もう止まらない、止めることが出来るかもしれないがそのつもりは無い。

 重々しい二人の口、それを最初に開いたのは椿さんだった。

「夢は今……自分の部屋にいるわ」

「……夢ちゃんから何か話は聞いてますか?」

「いいえ、あの日から夢は自分の部屋に籠ったきり出て来ないのよ……ろくにご飯だって食べて無いし、顔だって合わせて無い」

 あの日からずっと部屋に閉じ籠っている? じゃああれからずっと外にも出ずに部屋に独りでいるのか。

「……あ、あの、二人は夢ちゃんがこうなった原因は……」

「知っていますよ、あのニュース私達も見ておりましたから」

「わたしっもあれには本当にびっくりしちゃってさ、夢がニュースを見てないことを祈ったけど現実って甘くないわね……くそ、あいつはおとなしく刑務所にいれば良かったのに、そうすれば夢は思い出さなくても良かった筈なのに! いつまで、本当にいつまであいつは夢を苦しめ続ければ気が済むのよ! 夢が可哀相よ!」

 あいつと罵っている人物は十中八九荒沢新一のことだろう。

 荒々しく怒りで顔を歪めた椿さんはもう一つの感情、悲しみも含ませていた。

 ずっと夢ちゃんを苦しめている男、荒沢新一は何者なんだ。

 この二人は知っている、奴が何者なのかを知っているんだ。

 知りたい、奴が誰なのかを知りたい。夢ちゃんをそいつの呪縛から解き放ってやりたい、苦しむ姿を黙って見ていられない。

 訊こう、二人に荒沢新一と言う謎の男のことを、そして何が夢ちゃんをあんなにも狂わせてしまったのかを。

「幸子さん、椿さん、教えて欲しいことがあるんです。あのニュースで脱獄をした男、荒沢新一って一体何者何ですか! あいつは一体夢ちゃんに何をしたんですか!? 僕はあの夜の夢ちゃんがずっと頭から離れないんです、あの男の名前を聞いた途端に豹変した彼女の姿が今も消えない! 震えていた、何かに怯えて震えていた、錯乱して我を忘れて泣き叫んだ夢ちゃんがどうしても頭から離れない……僕は何も出来なかった、ただ突っ立っているだけで何も出来なかった……何も。助けたいのに助ける術が分からなくて、情けなくて、僕は……僕は……」

 膝に落ちるそれが何なのか最初は理解出来なかった、しかし椿さんが僕の肩に手を置いてくれた時に気付く。

 ああ、僕は泣いているんだなって。ボロボロと流れ落ちる雫は手を、腕を、膝を、畳を、机を、そして感情までも悲しみに染めて行く。

 無力な自分、現実から逃げていた自分、何て情けない。

 苦しんでいるのに手を差し延べることも出来ないなんて。

「十夜くん……本当に夢が好きなんだね」

「はい、好きです、僕は彼女を……」

 愛してる。

 まだ彼女にも聞かせていない言葉。

 夢ちゃんの笑顔が好きだ。

 ずっと側に居たいと願った。

 彼女とのドタバタな日常が活力だ。

 ――彼女が僕にくれたものがある。

 それが今の僕を存在させたのだ、それがあったからこそ僕は……。

「全く夢は果報者ね本当に、こんなにも夢の為に悩んで苦しんで涙を流してくれる何て……十夜くんって本当にいい男、夢が羨ましいわ……ね、母さん?」

「本当ね、夢の為にこんなにも一生懸命になる人は今まで夢の親友のめいちゃん以外に居なかったからね……。ねえ白原くん、貴方は本当に夢を大切にしているって分かったわ、でも……本当に夢の抱える闇を聞きたいの? 聞いてどうするの?」

 もう迷いは無い、ここへ来たことこそその問い掛けの答えだから。

「戦います、夢ちゃんが抱える闇って奴と戦います! 僕は彼女を……鮎原夢を助けたい、嫌われようと拒絶されようと……助けたい!」

 思いを二人にぶつける、視線を逸らさずに真っ直ぐにありったけの気持ちを込めて二人を見つめた。

 助けたい、ただそれだけの為に。

「……そう、夢の為に戦ってくれるのね……」

「母さん、十夜くんに話してみようよ……わたしっだって夢を助けたいよ、どうしたら良いのかは分からないけど……けどこんなに夢を思ってくれる十夜くんならもしかしたら」

「…………分かったわ、話します。私達が知る全てを白原くんに話します」

「幸子さん……」

 知る時が来たんだ、あいつを、夢ちゃんを苦しめる男のことを。

「ただ……どうかこの話を聞いてから夢を軽蔑しないで欲しい、夢に愛想を尽かさないで欲しい」

「そんなこと無いです! 僕はどんなことを聞いたって夢ちゃんを軽蔑したりしませんから! だからお願いします、どうか教えて下さい!」

「……分かりました、お話します。…………荒沢新一、彼は……」

 次の一言に頭が空白に塗り潰された。

「……夢の父親です」

「…………え?」

 彼女の過去が語られ始める、僕は夢ちゃんの悲しみを受け止められるだろうか?

 深く、深く、過去の彼方へ飛ぶ。


 

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