表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/74

55

「おおおおおぉぉぉ…。」


低い、唸り声を上げて、アダムだったそれは、異業の生物に姿形を変貌させていく。なんなの……これは?


〜???〜

LV 測定不能

HP 測定不能

職業 −

武器 −

防具 −

能力 −

アダム防衛率 100%


もはや、人の形をしていない…。丸く、触手が暴れるようにひしめき合い、気味が悪い事この上ない。

……やってやる!


〜AMAMIYA〜


VS


〜???〜












「………ん?」


「あ?どうしたよ?」


「天宮が、戦ってる気がする…。」


「なんでンな事がわかんだよ?」


「………何となく。」


「ありえねーって、いくらチャンピオンでも、たった一人でアダムに勝負を挑むほど馬鹿じゃない。」


「………だよな、いくら天宮でも、それはないよな。」


「おい、あとどのくらい?」


優柔不断が、ヘリコプターのパイロットに喋りかける。つーか、このヘリはいったい何処に向かってる訳?


「あと二十分くらいだな。」


気になってしょうがないので、優柔不断に聞いて見る事にした。


「なあ?このヘリはいったい何処に向かってるわけ?ずいぶん長い事飛んでるみたいだけど…。」


「あ?言ってなかったっけ?」


「うん、聞いてない。」


「日本最大級のEARTH・PERIODシステム、EARTH・FANTASYの所さ。」


ああん?EARTH・FANTASY?なんじゃそら?


「なにそれ?」


「わかりやすく言えば、日本で一番でかい、EARTH・PERIODの転送装置の事さ。各国のシステムの連係、転送、情報の共有ができる、日本最後の砦みたいなもんかな?」


……へー、そういえば、天宮がEARTH・PERIODの施設は世界中にあるとかいってたな。









〜???〜

AMAMIYAの攻撃!

神速のアロー!

HIT!!

HP −/−


「ぷぎゃああああああ!」


キ、キモい!何あの鳴き声…。気持ち悪過ぎて、鳥肌が立ってきた。

ぐちゃぐちゃぐちゅぐちゅと触手が音をたてながら、不気味に動いている…。しかも、だんだん動きが活発化してきたような…?


「マジでキモいわ!これでも喰らえ!」


〜???〜

AMAMIYAの攻撃!

能力発動!

極楽殺弓!

滅亡を導き…

破壊をもたらす…

苦しむ事なく…

魂を絶つ!

まさに極楽浄土!

発射!

HIT!!

HP −/−


「ぐうぅぃうううおぉぉぉ…。」


………効いてるのか、効いてないのかさっぱりわからん。さて、どう攻めようかな?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ