表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/74

54

〜アダム〜

パーフェクトバリア!

星屑流弓群を無効化!


……チッ!ウザったいバリアだ。


「あっ、危ない危ない♪もうすぐで死ぬところだったヨ…♪」


全然そうみえない所がムカつく。余裕満々ね…。


〜AMAMIYA〜

アダムの攻撃!

地獄槍・デーモン

薙ぎ払う!

〜AMAMIYA〜

武器CHANGE!

超激鋼鉄槍・斬炎

受け止める!


即座に極楽殺弓から、超激鋼鉄槍・斬炎に武器を切り替え、アダムの攻撃を受け止める。鉄と鉄がぶつかり合い、地下闘技場に鈍い音が響き渡る。


アダムの攻撃!

突き!

〜ANAMIYA〜

受け流す!

〜アダ…

〜AMA…

〜ア…

〜A…


処理速度が追い付かない程に、激しい戦闘。もはや、言葉はなんの意味もなさない。そこにあるのは、己の全てをぶつけ合う、意地とプライド、そして…想い。槍と槍が目に見えぬスピードで交錯し、摩擦で火花を散らしながら、互いの肉体を狙い続ける。

……嗚呼、美咲さん。やっと辿り着けました。この境地に…。頭の中が思考停止するくらいに、体を動かし命のやり取りをする。ぼんやりと、けど、不思議と体はよく動く…。そうか、これがZONEに入るということか…。うん、悪くない。むしろ、気持ちがいい。

アダムが足を狙ってくる。ならば、逆に近づいて懐に潜り込み、胴体を突けば…。…………捉えた!


ズンッ!


確かな手応え!やった!


〜アダム〜

AMAMIYAの攻撃!

超激鋼鉄槍・斬炎

突き!

HIT!!

HP −/−

HPに変動あり!

HP −/0


「……………ャッベ。リミッターの効果が切れた。もう知らねえぞ?」


「リミッター!?」


「いや、あまりにも強い力を使うと、直ぐ地球が壊れるだろ?それじゃおもしろくないから、意図的に能力のLVを下げてたんだ…。けど、今の攻撃で壊れた。もう………内に…潜む力…が……あああああああああああああああああああああああああああああ!!!」


え?この状況マズすぎじゃない?もしかして、とんでもない事しちゃった系?


「うわああああああああああっ、ぎっぃいあああああああああああああああああああ!イテエ!なんとか……なんとかしてくれええええええええうわあああああああああああああああああああああああ!!!」


「きゃああああ!」


ええええ!?キモいキモいキモい!!

私が突いた傷から、得体の知れない、ヒモみたいなキモいのが、アダムの体からうじゃうじゃわきだしてきた…。例えるなら、もののけ姫に出て来る、アシタカの祟りみたいな奴。


「駄目だ……力が!押さえられない!に、逃げた方がいい……かも。うっ!あっ、がああああああああああいああああああああいああああああああああああああ!」


触手?らしきものに、包み込まれるアダム。力?力が押さえられない?………ひょっとして、暴走!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ