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竜をペットとか…、世話代はいくらかかるんだろう?飼ったからには、キチンと面倒を見なければ…。つーか、名前長すぎた。略して呼ぶ事にしよう!


「よし、ユパ竜だ!」


我ながら、最高のネーミングセンスだ!ユパ竜…。カッコ良すぎて、鼻血が出そうなくらいイカしてるぜ!


「お前、何者だ?そんな低いLVで、何故そんな強大な力を持っているんだ?」


……何言ってんの、コイツ?俺が強い?


「違う違う、俺が強いんじゃなくて、相手が弱すぎるだけ♪」


「……お前、その力はアダムに匹敵するくらい強いぞ?自覚してんのか?」


はああああああああ!?

俺がアダム並だと!?………ひょっとして、俺って強い訳?








〜アダムの楽園〜

「ん〜、次は何処を壊そうかなぁ?ヒマラヤ山脈全部削ってみようかな〜?いや、待てよ……。日本の北海道を捻り潰したから、替わりに四国を北海道のあった場所に移そうかな〜?それとも、今存在している大陸をバラバラに壊して、新しい地球の形を生み出そうかな?」


……う〜む、おおいに悩むぞ。野球ボール程の、プラモデルの改造は困難だからな…。あっ!そうだ。月と地球と太陽をサンドイッチっていうのはおもしろそうだな!

どれ、早速試して……


ピンポーン!


……ん?インターホンだ。お客さんかな?


「今行きまーす。」


………そう、アダムの楽園とは、アダムの住んでいる家の部屋の事を指す訳で…、家の外には住宅街が広がっていて…。アダム以外の生物が人間と同じように暮らしている。簡単に言えば、もう一つの別世界が広がっている。地球は、アダムの家の中で組み立てられた、プラモデルでしかない。地球は、小さい…小さい玩具でしかない。さらに、その小さい玩具の中でしか生きられない、小さすぎる人類。銀河系は、アダムが自分の部屋で作り出したプラモデルだ。


「はーい……って、アマちゃん!?生きてたんだ!しかも、こっちの世界に一人で来た訳?まあ、今回で十五回目だからね…。」


「……………さっさと部屋に案内しろ。」


「ヤる気満々だね♪」


………師匠を殺されて、敵を討とうて必死だったからな!もう、一ヶ月前の私とは違う…。おもいしれ、アダム!


「君がまた負けたら、ヒマラヤ山脈全部削りとるよ。」


「……好きにしろ。」


「凄い殺気♪じゃあ、場所は何処にする訳?」


「〜001区域・爆遊会館地下闘技場〜にしろ…。」


「了解♪」


〜アダム〜


VS


〜AMAMIYA〜


私は……、生まれ変わったんだ。もう、絶対に負けない!この一ヶ月の成果を、全てぶつける!

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