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玉子焼き

 黄色くって ふわふわの玉子焼き。

 おかあさんが作ってくれました。

 ひと口たべたら、ほわ〜っとやさしい味がします。

 はるくんは、おかあさんの玉子焼きが大好き。

「ぼくも作ってみたい!」

 はるくんに言われて、おかあさんはたまごをとりだしました。

 はるくんは、3才。

「たまご われるかな?」

 おかあさんが、はるくんにたまごをわたすと言いました。

「うん、やってみる!」

 テーブルの角に こつん。

 たまごをぶつけたら ぐちゃ。

「あらあら いそいでおさらにいれようね」

 おかあさんが、たまごをもって、おさらのうえに。

 つるり。

 なんとか、たまごはおさらに入りました。

「じゃあ、お箸でぐるぐるまぜて」

 はるくん ぐるぐる ぐるぐる。

「味付けは、おかあさんがするね」

 おかあさんが、だしと砂糖としょうゆを入れます。

「また まぜて」

 はるくん ぐるぐる ぐるぐる。

「あとは、おかあさんにまかせて」

「わかった!」

 はるくんは、おかあさんのそばでじっとみています。

 四角いフライパンに、たまごを入れると、じゅわ〜。

 くるくる くるくる まいていきます。

 端っこまでまいたら、また、たまごを入れます。

 じゅわ〜。

 くるくる くるくる。

 ぷーん。

 おいしそうな匂いがしてきました。

「できたよ~」

 おさらに、ほかほかの玉子焼きがのっかりました。

「わぁ〜、おいしそう!」

 はるくん、大喜び。

「さぁ、食べよう」

 おかあさんが、玉子焼きを切ってくれました。

 おいしい!

 はるくんもおかあさんも、にっこにこ。

 あっという間に食べちゃいました。


 玉子焼き おいしいね。

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