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1話 地元に帰って教師になるらしいですよ!

楽な気持ちで見てください!


拙い部分が多いです!


 



 ひどい頭痛と吐き気で目が覚めた、あまりの二日酔いで状況がを整理できないが一つ分かることがある

自分の家ではないということだ。


 よし、まず状況を整理しよう俺が寝ていた、やけに沈むレザーのソファーそれに床には金持ち臭がする

ペルシャ絨毯、それに加えて買ったら何百万とするであろうシステムデスク、これらの情報からすると誰かの執務室だと思われる。


そして俺が導き出した結論は、「うん、逃げよう」

俺はよく知っていた今までの24年の人生の中でこのパターンは、100パーセント面倒ごとだ今ならまだ間に合う重い頭を無理やり起こして立ち上がった。


その瞬間 重厚そうな扉が軽快な音と共に開いた、俺は慌てて振り返った、そこには鬼教官という言葉がこの人のためにあるんじゃないかと思わせるほどのキツい顔に腰まで伸びる黒髪、ありとあらゆる紀章が付いている軍服を着こなしその凛とした佇まいはまさに戦女神と言われても信じてしまうような 女性が立っていた。


部屋に入るなり彼女は一言 「やぁ、久しぶりだな本郷くん」

そう、俺はこの女性を知っている 俺こと、本郷 諒太が軍に所属していた頃、直属の上司だった紀伊國 美鈴である パワハラ上等の振る舞いに酒癖の悪さから俺は苦手なイメージしかない。

だかしかし、もう軍に所属していない俺ならば苦手意識も薄くなっているはずだ、自分に言い聞かせ言葉を振り絞る。

「お久しぶりです、紀伊國1等陸尉 お元気そうで何よりです」 よし、噛まずに言えた 俺エライぞ。

自分を褒めているとそんな俺を横目にタバコに火を付けながら、

「ふん、やっと挨拶を覚えたか馬鹿弟子が 」


「いやいや・・・クソ師匠に似てしまって愛想がなくて」

ピリピリとした空気感が部屋を包み出した。


「そういえば今日の午後から射撃訓練だったなぁ」

「はぁ それがどうしました?」

「的に使う人形が足りなかったような……」

「心の底からごめんなさい」

俺は3回転半ひねり土下座をした、何故ってあの人は本当にやりかねないからだ まだ俺は死ぬつもりはない。


紀伊国先輩はニコリと笑って「素直でよろしい、さて本題に入ろう」と言ってソファーにすわるよう促した。


コーヒーと申し訳程度の茶菓子を出して頂いた、先輩も人の心はあるらしいと思いながらコーヒーをすすりながら ふと思った事がある先輩がいるということは、ここは軍の施設なのかと何故軍を辞めた俺を?聞かなければならないことが多すぎる!


「先輩、聞きたいことが3点ほどあるんですが」

「なんだ言ってみろ」

俺は驚きを隠せなかったパワハラの権化みたいな人がどうしたと俺のいなかった半年で何かあったのか?


まぁ今はラッキーだ今日の先輩は優しい俺はてっきりエヴァに乗れとか火星でゴキブリ殺して来いとか言われると思ってたけどこの調子なら面倒ごとは押し付けられないな俺はやっと地に足が付いた気がした。


「先輩に聞きたいことは、

1つ、何故俺を呼び出したのか

2つ、煙草をくれ

3つ、俺の服を返して下さい」


そう俺はずっとパンイチだった本当に3つ目が1番大事身も心もすごく寒いてか今2月の終わりだよ風邪引きますよ。


先輩は一息ついたあとほがらかに話し始めた。


「じゃあ話してやろうか」

「まず1つ煙草は吸っても良いぞ、それから服は返してや らん」

うん、何故服を返してくれないか知らんが煙草は頂こう!

てか先輩俺のこと好きだから服返してくれないのかな?

そんなことを考えながら煙草に火を付けると先輩は話しを続けた。


「君を呼び出したのは、他でもない日本に10校あるエージ ェント養成機関の1つ獅子間学園で教師になってもらい たいんだ!」

そう言い放った紀伊国先輩は仕事が終わったかのようなほがらかな笑顔で煙草の紫煙をくぐらせていた。


「いやいやいやいやいやいやいや・・・・・ちょっとまって軍を辞めた俺を拉致してパンイチにひん剥いて教師になれだとか全然意味分からんてか、絶対やなんだけど」


やべぇ思ってたより面倒ごとがなんだけどまだ鬼になった妹助けに行った方がいいわそんなことを思い考えを巡らせていると紀伊国先輩が続けて話し始めた。


「やってくれるなグレートティーチャーホンゴウ」

「誰がGTHだ、今の子元ネタ知らんわ!」


言い訳を考えないと行けないのに頭の中ポイズンがヘビーローテーションで考えがまとまらん、このままだとやる流れに持って行かれる。


「悪い話しではないだろ軍に戻れと行っている訳でもなくて給料も申し分もないそれに獅子間学園は君の地元の新潟県だぞ快く受けてくれないか?」


「すいませんお断りします!!」


絶対地元なんか戻りたくないしガキのお守りなんてたまったもんじゃない俺は頑として断るぞ、そう心に誓って先輩に立ち向かう覚悟をした瞬間先輩の顔から笑顔が消えた。

「そうか快く受けてくれないか、じゃあ仕方ない私も心苦しいが本郷、貴様を殴るだが分かってくれ殴っている私の心も痛いんだ」


「そのセリフ、オフェンス側で使う人初めて見ました」


紀伊国先輩は、立ち上がり拳を作りながら俺に言った。


「もう一度聞く教師になれ! 疑問・質問・言い訳は一切聞か ない、はい か Yes以外許さない ・・・あと服も返して欲し い だ ろ」


あらためて俺は思ったこの人を優しいなどと考えてた自分を殴りたい俺は諦めのため息混じりに答えた。


  「Yes」


その一言以外出てこなかった。


まぁ予想外なことが多すぎるが大丈夫だ、俺はCOOLになれる男だそんなこともあるさで乗りきろうそれしかない考えるだけ無駄だそう自分に言い聞かせる。

「てか、紀伊国先輩俺いつから学校行けばいいんですか?マンションも解約しないとだし準備があるんですけど」


そうだ俺の部屋には200万ほどかけたオタクグッズもといい俺の嫁たちのがいるそれを全部移動するには、相当な時間を要する 俺のホーリーランドは誰にも立ち入らせたくない。


「大丈夫だよ本郷 、私を誰だと思ってる」


さすが紀伊国先輩、戦女神の異名は、伊達じゃないな


「あぁ任せとけお前の部屋は売っぱらって部屋にあったキモオタグッズも全部メルカリに出しといた必要なものは全て私が準備してお前の新潟での新居、獅子間学園の教育寮に送ってある・・・あとは、本郷お前のやる気を持って行くだけだ!」


俺の心が壊れる音がした。


泣いている俺を横目に先輩は獅子間学園のこと、俺の任務について小一時間ほど説明をした。


要約するとこうである。

1. 獅子間学園の生徒は15歳~19歳の若き才能に溢れたエージ ェントの卵たち。

2. SクラスからFクラスまでのクラス分けがされており優秀な 生徒ほど上のクラスでいい環境が約束される。

3. 俺が受け持つのは最底辺Fクラスその生徒たちのレベル上げ することにより学園全体のレベル上げを行う。

4. 日本エージェント機構 ACE (エース)が定めるライセンス を取得すこと5級~1級 (ランクによって付ける任務は変わ る)来年の春までにFクラス全員5級以上を取得する。


こんな感じだ。


「紀伊国先輩 、本当に俺が教師でいいんですね」


「あぁ、もちろんだ1度剥奪はされているが君のライセンスも再発行しといた、頼んだぞ日本に20人しかいない1級の器に収まりきらない大き過ぎる力、国家指定特級エージェント本郷 諒太!」


「了解!!」

俺は半年ぶりの敬礼をした。


そしてようやく服を返してもらい財布と携帯と気持ち程度のお金を渡され部屋を出た。


「さてと新潟に向けて出発しますか!」


てか、ここ朝霞駐屯地だったんだなんか久しぶりに外にでた気がするそんなことを考えながら俺は駅に向かった。

皆さんを癒せる作品を創りたいですよろしくお願いします(((o(*゜▽゜*)o)))

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