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試験説明

「ではこれから試験の説明をはじめます。」

そう言って受付さんは私とルーシェに1枚ずつ紙を渡してきた。

「まずその紙の説明からです。その紙に書いてある番号が受験番号となります。その番号で呼ばれますので番号を覚えておくようにしてください。」


えーと。私の番号は239番だった。

ちらりと横を向いてルーシェの番号を見ると196番だった。受験番号は受付をした順では無いようだ。

そんな事を考えていると受付さんが次の説明をはじめた。


「では次に試験内容についての説明です。試験は剣術試験、魔術試験、筆記試験に別れており各試験100点ずつの配点となります。合格点は7割の210点となります。」


7割か…まぁ妥当なところだろう。といっても試験のレベルを見ないと分からないのだが。

なんとかなると信じよう。


「それとごく稀にですが試験会場内にいる試験官に冒険者カードなどの実力を示すものを出せば試験が免除される可能性もありますので頭の片隅にでも入れて置いてください。」


これがガリオンの言っていたことか確かに1番声掛けやすそうな人に声掛けろとか言ってたな。

私にこの学園に知り合いなんて居ないから声掛けやすい人なんている訳がないのに。


それから受付さんの試験内容についての説明が少し続き隣のルーシェは目がぐるぐるしている。

あまり長くなかったはずなのだがルーシェの頭には入り切らなかったらしい。

ちなみに試験の内容は剣術試験は模擬戦のみ。魔術試験は模擬戦と的当てだそうだ。


「これにて試験の説明を終わります。ではいい結果になることを祈って居ます。」


そう言って受付さんは頭を深々とさげた。


「うん!頑張るね!受付のお姉さん!」


するといつの間にかルーシェが復活していて大きな声で受付さんに意気込みを言った。

さっきまでふらふらしてたルーシェがいきなり元気になったので流石に受付さんも驚いたようだったがすぐに笑顔になり、


「はい。頑張ってくださいね。」


と目を細めて激励の言葉をルーシェにかけたのだった。

その言葉が合図になり私とルーシェは試験会場へと足を進めた。

PV伸びてますね!?

ちょっと前まで更新してない日は2桁とか普通だったのに…今は200位…嬉しい限りです!

更新してなくても毎日チェックしてるんですよ?


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