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サーリア王国

「ん、んんぅ〜」

そんな声を漏らして私は目を覚ました。

男だった頃はこんな声は出なかったのだが女になった影響だろうか。

全てが女らしくなっている気がする。

ま、あんまり困んないしいっか。

今日はサーリア王国に行くという大事な目的があるので早く起きたのだ。

サーリア王国に行くのは一瞬だがルーシェについて色々聞かれるだろうからな。


「ルーシェ。起きて朝だよ」

「ん〜…もーあさぁ?」

「うん朝だよ。サーリア王国に行くんでしょ?」

「はっ!そうだった!早くいこ!」


なんという切り替えの速さそれだけサーリア王国にいきたかったんだろうな。

それから私たちは必要な物をカバンに詰め宿を出た。

そして宿の前でルーシェに手を握るように声をかけた。


「ルーシェ。テレポートするから手を握って?」

「うん!」


女の子と手を繋ぐことがくるなんて思ってもいなかったな。

戦ってばっかだったから。


「じゃあ行くよ?」

「うん!さぁいこー。サーリア王国!」

「テレポート」


目の前が真っ白になり目を瞑る。

そして光が消えて目を開けるとそこはさっきまでいたザ田舎という場所ではなく、建物などが発展した王国が見える草原だった。

流石にいきなり王国内に入ったら駄目だと私の罪悪感が働きしっかり門から入ることにしたのだ。


「身分証を出してくれ。」

「はい。」

「冒険者か。通っていいぞ。」


もっと正式な検査をするのかと思ったらあっさりと通してくれた。


「さ、いこうか。ルーシェ。」

「うん!」


私たちは急いで王城へと向かった。

そして王城前へとつくと門があり、そこで門番にとめられた。


「何用でこちらへ?」

「ガリオンに会いに来た」

「ガリオン様を呼び捨て!?本来なら不敬罪で牢屋送りだが君たちの年齢に免じて見逃してやる。さっさといけ。」


前は顔パスだったのだが流石に姿が変わっているため通れなかった。

私がどうしようかと悩んでいるとルーシェが門番に何かを見せていた、

最初は不機嫌そうな顔をしていた門番だったがルーシェが出したものを見ると目を見開き敬意を示したように一礼をし門を開けた。


「ル、ルーシェ様…よくぞお戻りに…ガリオン様達が心配しております。お顔を見せてあげてください。」

「はい。すぐに行きますわ。そこのユーリアも一緒でいいかしら?」

「それは…」

「ユーリアは私の命の恩人なのよ?」

「分かりました…」


説得が出来ないと諦めたのか私も行ってもいい事になった。こんな簡単に門を抜けれるなら先に言って欲しかったが通れたのだから良しとしよう。


そしてルーシェと私は国王の部屋へと歩を進めるのであった。

私、普段は読み専なのでGWはたくさん読みたいんですよ。でも書きたい…ぬぬぬ…って感じで戦ってます。

後設定が結構ガバガバな時が多いので気になったら教えて貰えると嬉しいです

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