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東方〜魔法使いがやって来た  作者: kanp
魔法使いメアリー
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第8話 メアリーvs霊夢


咲夜とメアリーの対決からしばらくして、メアリーと霊夢の闘いが始まろうとしていた。メアリーの体力もすでに回復していた。咲夜はまだ少しは痛みが残っているもののほぼほぼ治ったようである。


「じゃあ、そろそろ始めるわよ!」


霊夢がそう言うと、メアリーも霊夢の向かい側に立った。二人の間の距離は5mほど。


「魔理沙、対決始めの合図よろしく。」


「わかったぜ。」


魔理沙は霊夢とメアリーから5mほど離れたところに立った。


「始め!」


魔理沙がそう言うと、霊夢はいきなり、魔理沙の方へ走っていった。すると、霊夢は魔理沙の箒をいきなり奪い取った。


「ちょ、霊夢!何するんだよ!」


「いいから、あんたは離れてて。」


そう言うと、霊夢はメアリーに向かって箒を投げた。


メアリーは飛んできた箒を目の前で左手で柄の部分をつかまみ、止めた。そのとき、メアリーは少し胸に痛みを感じた。


メアリーが箒を取り、目の前からどけると、霊夢がいなくなっていた。


「メアリー、あんたの負けよ。」


「な!?」


霊夢の声はメアリーの真後ろから聞こえた。


メアリーは前へ逃げやうとしたが、突如意識が朦朧としてきた。


「うっ…あなた、なにを…したの?」


「気づいてなかったかしら?私は箒と一緒に針も投げてたのよ。ただその針に眠らせる薬を塗ってただけよ。」


「そ…そんな…」


メアリーは気を失い、倒れるところを霊夢に支えられた。メアリーは箒を受け止めた時、視界はほんの少しの間、目の前の箒が占めており、針が飛んできているのが見えなかったのである。


「レミリア、この子のこと頼んだわよ。紅魔館に住ませてあげてね。後、妙なことはさせないように。」


「え、ええ。わかったわ。それにしてもあなた、良くメアリーを倒せたわね。」


「当たり前でしょ、私を誰だ思ってんのよ。」


眠っているメアリーを霊夢から咲夜が受け取った。

その時に咲夜は一つ霊夢に質問した。


「霊夢、あの針には何か塗ってるの?」


「うん、鈴仙からもらった薬を塗ってあるのよ。この薬は魔法とかは関係ない麻酔作用のある薬なのよ。原始的だけどメアリーには能力が効かないみたいだからこれを使ったの。」


「へぇ、私もそれ鈴仙からもらおうかしら。ナイフに塗ればかすり傷でも良さそうね。」


こうして、霊夢とメアリーの対決は終わり、レミリア達はメアリーを連れて紅魔館へ帰っていった。


草原には霊夢と魔理沙が残っていた。


「霊夢、一件落着だな。私の箒を分捕った時は少し驚いたぜ。」


「はぁ、少し疲れたわよ…あ!」


「ん?どうしたんだ?」


「咲夜帰っちゃったからご飯作ってもらえないじゃん。」


「人里で何か奢ってやるからさ。お礼も兼ねて。」


「やったー。じゃあ、高いやつ頼もうかなぁ。」


霊夢と魔理沙は人里へ向かった。





霊夢と魔理沙は蕎麦を食べていた。


「もうちょっとご馳走を奢ってくれてもいいじゃん。」


「天ぷらの盛り合わせをつけといて良く言うぜ。」


「そうだ、魔理沙。メアリーのことなんだけど、メアリーはどうやって結界の外から入ってきたのかな。結界がゆるんだりはしてなかったんだけど。」


「さあなぁ、たまたま来れたんじゃないのか?」


「それならいいんだけどね、外に帰りたい素振りも見せないし……何か目的があって自分で入ってきたんじゃないかなって思ってね。」


「まあ、そうだなぁ。何か隠してる素振りがないかとかをしばらくしたらパチュリーや咲夜に聞いても良いかもな。」


「そうねぇ、とりあえずは一件落着とてことでいいかな。」


霊夢と魔理沙は食べ終わると霊夢は神社へ、魔理沙はしばらく人里をぶらぶらしていた。




一方、紅魔館では、レミリア達が紅魔館についたとき、メアリーは目を覚ました。メアリーは咲夜に抱えられていた。


「あれ?ここは紅魔館…そう、私は負けちゃったんだね。」


「あら、目を覚ましたのね。気分が悪いとかはないかしら?」


「大丈夫ですよ。」


咲夜はメアリーをおろした。そこに、レミリアがメアリーに話しかけた。


「メアリー、約束通り、あなたは私に従った上で紅魔館に住んでもらうわよ。」


「はい、そうですね。住まさせてもらえるだけでありがたく思ってます。」


「じゃあ、咲夜。メアリーを空室に案内して。後は頼んだわ。私は疲れたから寝るわ。」


「かしこまりました。お嬢様。」


レミリアは自分の部屋へと帰っていった。


フランドールは眠たそうな顔をしてメアリーに話しかけた。


「私もちょっと、眠くなっちゃったから。また遊ぼうね!」


フランドールは地下へ帰っていった。


「じゃあ、私は仕事に戻るんで。」


美鈴は門へ向かった。


パチュリーがメアリーに話しかけた。


「メアリー、自分の部屋だけ確認したら図書館に来てちょうだい。」


「はい、わかりました。」


パチュリーは図書館の方は向かった。


「じゃあ、メアリー、ついてきて。」


メアリーは部屋に案内された。部屋は結構広く、ベッドに机、イスに棚とある程度そろっていた。


「メアリー、図書館はどこかわかるよね?じゃあ私は仕事がたくさんあるのでこれで。」


そう言うとメアリーの目の前から咲夜が消えた。


メアリーはパチュリーに言われた通り図書館へ向かった。







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