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東方〜魔法使いがやって来た  作者: kanp
妖怪流入異変
22/24

第22話 決着


攻撃をくらった、蘆屋の前にレミリアとメアリーがいた。


蘆屋はメアリーの握る木の棒と気の小刀を注視した。


二つとも光を放っている。


(確か、こいつの攻撃は魔法だけのはずだ、おかしい、何故私が傷を負っているのだ……ま、まさか)


離れてたところから見ている霊夢も気がついた。


「あの木の小刀から出てる光は魔法じゃないわ」


「霊夢、どういうことだ?」


「メアリーは、神道、陰陽道系列の力を使ってる。私や早苗と同じように」


「なんだって! メアリーは魔法使いじゃないのか?」


「わからない、けど、メアリーは今、魔法と同時にその力を使ってる。だから、あいつに攻撃が通ったんだわ」


霊夢の言うように、メアリーは同時に2種類の能力を同時に使っていた。


メアリーは蘆屋を真っ直ぐ見つめていた。


「レミリアさん、後は私に任せてください」


「ええ、頼んだわ」


メアリーはレミリアにそう言うと、構えた。


メアリーの持つオーラを帯びた木の小刀と木の棒は、まるで2本の光の剣のようだった。


メアリーは無効化の能力を使い、2本の光の剣をもって蘆屋に勢いよく向かっていた。


そして、メアリーは次々と斬撃を加えた。


無効化の範囲に入った蘆屋は飛ぶことはできず、落下しながら蘆屋は鉤爪で斬撃ををかろうじで、防いでいたものの、背中の傷がいたみ、徐々に対応できなくなった。


夜空に輝く2種類の光は蘆屋を確実に追い詰めていた。


霊夢と魔理沙はそれを見ていた。


「霊夢、メアリーもすごいな」


「ええ。メアリーが使っているそれぞれの力自体はそんなに強くはないけど、その全てを使いこなしてる」


霊夢はそう言った。霊夢は数多くの妖怪や人間と出会ってきた。皆それぞれに自慢の能力があった。けれども、メアリーは突出した能力ではなく、様々な能力を組み合わせていた。


落下している、蘆屋とメアリーは地にたどり着いた。


蘆屋は後ろに下がろうとした。


その瞬間、メアリーは二本の光の剣で同時に斬りかかった。


二筋の光は蘆屋の腹の表面を切り裂いた。


蘆屋は、斬られた箇所に手を当てながら、かろうじて立っていた。


だか、蘆屋にはもう体力は残されていなかった。


傷を抑え、ふらつきながら、ジリジリと後ろに下がり、木を背にして倒れるように座り込んだ。


そして、蘆屋の腕から生えている鉤爪は塵となり消え去った。


霊夢からは、蘆屋の傷から何かが、消え去っていくように見えた。


メアリーは蘆屋のほうへ、ゆっくりと近づいていった。


蘆屋はメアリーを顔を上げてみていた。


メアリーは、右手に握っている魔法のオーラに包まれた木の棒を蘆屋に突きつけた。


(これで終わるんだ、やっと、これで……)


メアリーは魔法のを気絶させるものに切り替えた。


蘆屋は呟いた。


「馬鹿なことをしたな、私は、研究に勤しんでいれば良かったものを」


蘆屋の表情はどことなくにんげんみがあった。


そして、メアリーは木の棒を振り上げた。


誰かがメアリーの肩を叩いた。


メアリーが振り向くとそこには豊聡耳神子がいた。


「え、神子さん?」


「遅れてすみません、メアリーさん。それで、この蘆屋という人は、もう人に戻っているようですよ」


「え、どういうことですか?」


神子は蘆屋を見つめた。










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