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東方〜魔法使いがやって来た  作者: kanp
魔法使いメアリー
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第2話 紅魔館乗っ取り


美鈴はメアリーに剣(魔法のかけた木の棒)を首につきつけられたまま、進み、紅魔館の扉を開いた。


扉を開けると奥にはパチュリーに、咲夜、レミリアがいた。パチュリーが呆れた顔をして口を開いた。


「魔力を感じたから来てみれば、美鈴は門番なのに何をしてるんだか…」

「その言い方は酷くないですかぁ、パチュリー様〜。この子、この世界にきたばかりて言ってたから色々教えてたらいきなりこんなことになったんですよぉ。」「……。だからって人質にされる?」

「油断してたんですよ!こんな子がいきなり襲ってくるなんて思わないですもん。」


「……。レミィ、どうする?」

「そうねぇ。面白い奴が来たのは良いんだけどね……。咲夜!」

「はい、お嬢様。」


そう言うと、 咲夜は時を止めた。


(美鈴だけ助けた後にアイツの首もとにナイフを突き立ててやれば良いわ)


咲夜は止まった時間の中、メアリーに向かって歩いていった。しかし、メアリーの少し前に来たとき、突然と時が動き始めた。


「な!何故?」

(時が止まってない!?)


周りから見れば咲夜は単にメアリーの少し前に瞬間移動し無防備な姿をさらしているだけなのでである。


咲夜がメアリーの前に姿を現した瞬間、メアリーは

美鈴を斬り、そして前にいる咲夜を斬った。


レミリアは叫んだ。


「咲夜!美鈴!」

「大丈夫。少しの間眠ってるだけですから。この剣で斬られたも怪我はしませんよ。ただ、しばらく気を失うだけ。私はここの主人とお話ししたいだけですから。」


その時、パチュリーは考えていた。何故、咲夜がこうもあっさり負けたのか。何故、メアリーの前で時を動かしたのか。


「レミィと話しがしたいなら私を倒してからにしなさい。」


そう言うと、パチュリーは魔法を次々に出した。天井からは紫色のつららのようなものがメアリーにふりそそぎ、そして、火の玉を大量に出し、一度それはメアリーを中心に広がり、そして、メアリーへ向かっていった。


しかし、メアリーへの上からの攻撃、周りからの攻撃は共にメアリーから一定距離のところからは全て消えていた。


「私には効かないよ。」


そう言いながらメアリーはパチュリーの方へ歩いてきた。


パチュリーは魔法を出し続けていた。しかし魔法は全てメアリーから一定距離のところで消えてしまう。メアリーが移動するとその範囲も移動しているようだった。範囲はおよそメアリーを中心に半径3mほどである。


そして、メアリーがパチュリーに近づき、その魔法が消える範囲にパチュリーがはいった。


パチュリーは防御するために魔法を出そうとした。

しかし、魔法は出なかった。


(魔法が出ない!出してる感覚はある。だけれど…出ない。メアリーの近くでは魔法は使えないのか…)


パチュリーはそう考えたが、対策を考えるには遅かった。


メアリーは剣をパチュリーに振りかざした。


その瞬間、レミリアは神槍をメアリーに向かって投げつけた。しかし、それもメアリーの近くからは消えてしまった。


パチュリーは剣で斬られ気を失った。


「これで、あなた一人だけよ。吸血鬼のレミリアさん?」


「ふん、私に勝てると思ってるの?あなたはとりあえず捕らえさせてもらうわよ。死なないようにね?」


レミリアは目にも留まらぬ速さで、メアリーに向かっていった。


(咲夜とパチュリーを見ていてわかったわ。こいつの周りでは何故か能力が無効化されている。そうわかれば、こっちのもの。スピードとパワーがこいつとは断然違う)


レミリアは爪をメアリーに向け突っ込んでいった。


メアリーはレミリアの動きを見ていた。そしてレミリアがメアリーの半径3m以内に入って、レミリアの爪がメアリーの目の前に迫った時、レミリアは水で包まれた。


「これは……水!」


レミリアは急停止した。


「吸血鬼は流水を超えられないんですよね?いかに、パワーとスピードがあっても弱点が多ければ意味がない。それに、あなたは私のすぐそばにいるから、魔法を使って脱出することもできない。」


「なるほど、あなた、なかなかやるわね。少しでもタイミングがずれてたらあなたは死んでたのにね。」


「私も少しは怖かったですよ。まあ、これで私の勝ち。話を聞いてもらいますよ。」


メアリーは続けて話した。


「とりあえず、この紅魔館は私がもらうわ。そうねぇ、とりあえず一週間でいいかなぁ。そして、一週間後に私と1対1で闘って勝ったら返してあげるよ。その間、その、メイドと魔法使いと門番とあなたは出ていってもらうよ。その条件を飲んでくれるなら全員起こして解放しますよ。」


「面白いわね、わざわざまた再戦しようなんて。わかったわ。その条件、飲んであげるわ。でも、あまり騒ぎは起こさないようにね。なんか変なことしたらあなたもややこしくなるわよ。」


「これで、一週間はここでのんびりできるかな?食べ物とかももちろんもらいますよぉ。」


そう言うと、メアリーはレミリアの周りの水を消し、魔法で、パチュリー、咲夜、美鈴を起こした。


「そういえば、私はメアリーっていうの。あなたはレミリアよね?」


「ええ、そうよ。私もあなたこと覚えといてあげるわ。」


レミリアは、パチュリーと咲夜と美鈴に事情を説明し、4人は紅魔館を後にした。


レミリア達は作戦を練るため、そして今日の寝床のために日傘をして神社へ向かった。






「はあ、お腹すいたしご飯でも食べようかなぁ。」


メアリーは一週間、紅魔館でのんびりしようと思っていた。


しかし、まだ紅魔館の住人は4人だけではなかった。




















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