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Epilogue 白き死の荒野へ

 全てを操り狂わせてきた()()、偽りのサマエルはこの地上より姿を消した。

 操られていたエルキア王国上層部は我を取り戻し、あるいはエルキア王のように哀れな廃人と化した。


 それにより当然のゴタゴタこそ発生したが、地上での戦いもこれで終結した。

 反乱軍ごと味方を焼き払うという狂気の所行に、エルキアの民、諸侯が戦意と忠誠心を失うのは当然のことだった。


 そんな最低の戦況の中、反乱軍およびア・ジール連合軍が王都を落とし、国王を捕縛したのだ。

 このチェックメイトをエルキアに属する諸侯は歓迎し、亜種族連合軍ア・ジール帝国の勝利という形で戦争が終わった。


 だが旗印たるエルザスは死に、残ったのはエルキア王に組みした王族たちと、庶子のダレス、まだ若いルイゼだけだ。

 結果その事実が多くのエルキア諸侯の独立を招いた。


 大国エルキアは崩壊し、亜種族の殺戮に加わった者は厳しく罰され、逃亡を余儀なくされることになった。

 エルザス王子が死んだ時点で、エルキア王国の命運はもう尽きていたのだ。



 ・



 東方フレイニア側の戦線は、予言者ゲルタの末裔と有角種、消えた巨人の参戦で最後までその領土と民を守り抜いた。

 その隣国サンクランドは正式にフレイニアとワルトワースの同盟関係を世界に表明し、ワルトワースの独裁者ジンニクス大公はその地位を下り、レジスタンスのリーダーにして親友ホークを王に仕立て上げて、人知れず国を去った。


 彼の行方はわからない。

 彼はこの結末のために全てを捧げ、あるべき者に国をようやく返せたと喜んでいたという。

 ずっと謝りたかったがどうも聞く限りでは難しそうだ。



 ・



 南方、獣人の国ダ・カーハは正式に国としてヒューマンの国より独立した。

 老齢だった王に代わり、銀狼のヤシュがその地位を継いだ。


 長く続いた対立と戦争が終わったことにより、武闘派であるヤシュがヒューマンとの融和の道を選ぶことになったのは皮肉といえば皮肉だ。

 彼ならばもう誰にも従属することのない、誇り高い獣人の国を生み出せるだろう。


 有角種とリザードマンはそのほぼ全てがア・ジールの民となった。

 地上サウス、いやフィンブル王国を取り戻したことでダークエルフとライトエルフの半数が地上に上がったため、彼らの存在感が地底世界で大きく増すことになった。


 有角種の長ゼルと、リザードマンの父親アザトは、ア・ジールの右府と左府として俺たちを支えてくれることになっている。

 知恵はあるが肉体には劣る有角種と、その真逆を行くリザードマンの行き違いに、お互いに頭を悩ませていた。



 ・



 預言者ゲルタの末裔と、南方の有角種、巨人の大半は再び南の果てに去った。

 神の毒が浄化されたその時に、再び帰ってくると約束して。

 フィンがあのとき決断しなければ、フレイニアは滅び、ライトエルフが大幅に数を減らす結果になっただろう。


 これは真偽の定かではない未確認情報だが、彼らの飛空挺にジンニクス大公の姿があったと証言する者もいる。

 自らに陰謀を命じた予言者、その末裔と共に世界の果てに去るなど、普通に考えれば考えにくい。

 その反面、姿をくらませるのが目的ならこの上ない行き先だっただろう。



 ・



 グフェンは完全に隠居した。

 フィンブル王国の宰相の座に付かずにアベルハムに地位を押しつけたのは、最初からそのつもりだったとしか思えない。

 彼という偉大な指導者に隠居されてしまったせいで、俺たちは厄介な役割を押しつけられてしまった。



 ・



 アウサルは再び地上に戻り、呪われた地のアウサルに戻った。

 発掘ついでに呪われた地の毒を払い、ユランの千年王国を復活させる。それが今の俺の仕事だ。


「ふぅ……やはり俺は歴代の中で一番の天才だな。アウサルの所領を浄化するということは、領土をユランに切り売りしているようなものだがな……」


 あのまだら色のマテリアルには大地を清める力があった。

 それを用い、少しずつだが領地を地上の民に帰してゆくつもりだ。

 そんな発掘をお楽しみにとしたこの地での仕事を済ませると、数日ぶりのア・ジールに向かう。



 ・



「お帰りなさい皇帝陛下」

「お勤めお疲れ様でした。だいぶこの神殿も謁見の間らしくなってきたでしょう?」


 ア・ジール地下帝国に神殿を建造した。

 帰るなり玉座に引っ張り込まれ、ア・ジールに属する諸侯の謁見を受けるのが日常だ。

 数多くの仲間、立場上は臣下ということになった面々が、俺の帰国に合わせて飽きもせず押し寄せてくる。


「アウサルくん、お疲れ様。大変だったでしょ?」

「やっと帰ってきたか。アウサル、その発掘バカはもう少し落ち着かないものか……?」


 そこはおおむねグフェンの策略通りだ。

 フィンブル王国女王フェンリエッダ、フレイニアの王女パルフェヴィアはアウサルを皇帝として支えることで、数に劣る亜種族を1つに束ね上げた。


「そこは白き死の荒野を清める大切な公務だと言ってくれ。月の半分はア・ジールにいるんだ、十分過ぎるだろう」

「フフ、月の半分しか国に居ない皇帝もどうかと思いますがね。まあユラン様もいますし、いいんじゃないですか。気持ち半分だけ、私の苦労もわかっていただきたいですがね」


 ジョッシュにはこの地下帝国の宰相を任せた。

 俺が遊んで――ではなく浄化と発掘に勤しめるのは彼のおかげだ。


 それと先ほど亜種族を1つに束ねたと言ったが、実を言うとただそれだけじゃない。

 どうしても妥協して、受け入れざるを得ない、困った役回りを始めることになった。


「サマエル様!」

「おお、なんと神々しいお姿だ! お目通り下さり、恐悦至極……はぁぁありがたや、ありがたや……」


 すまん……地上の宗教戦争を終わらせるにはこれしかなかった。

 誰かがサマエルの代わりをしなければいけなかった。


「あ、ああ……来てくれて嬉しい。サマエルとユランの信徒たちよ、よく覚えておくように。失敗作などいない、全ての種と民を平等に愛せよ。時に他の種が妬ましく感じることもあるだろう。だが種族を変えることはけして出来ない。劣等感は誇りを失った者が抱くものだ、己の生まれに誇りを持て」

「おお、なんと慈悲にあふれた言葉でしょう。あなたこそ正しく創造主、私たちの神です! どうか私たちをこれからも見守り下さい」


 サマエル本人の思想とは異なるが仕方がない。

 野放しにすればエルキアの暴走という歴史を繰り返すだろう。

 ならば俺が教祖、いや神の騙りを始める他に無かったのだ……。

 既にもう、うんざりしかけているがな……。教祖になりたがるやつの気がしれんぞ、息苦しいったらない……。


「それと、アビスには重々注意するようにな」


 苦難は去った。だがアビスの怪物どもは天の座へ帰り咲くことを諦めてなどいないだろう。

 白公爵の小姓とばかり思っていたあの少年、彼は天界で姿を消していた。


「うむ、それについては俺が説明しよう。今この地上ではあちこちでアビスの手の者の暗躍が続いている。情報を分析する限りあまり良くない動きだ。アビスにある彼らの本体は復活を望んでいる。やつらにとって、今がそのチャンスだということだ」


 調停神ハルモニアがちょうど来ていた。代わりに解説してくれて助かる。

 彼はエルフィンシルの地に封じられていたが、サマエルの件が片づいたことにより誓約にほころびが生じた。


 大ざっぱに言えば、自由にあちこち動けるようになったということで良いらしい。

 ちなみにラーズだが、アイツはうちのフィンと再び会う約束をして急きょ国に帰った。


 アビスの暗躍はあちら側にも及び、見事フレイニアを守り抜いたザ・ヒーローとして、封印の塔でのアビスとの戦いに身を投じる道を自ら選んだ。

 フィンが俺たちの娘なら、ラーズは弟みたいなものだ。命を掛け金とした危険な役目とはいえ、彼の成長が嬉しかった。


 さて、お飾りの皇帝などいなくとも国は回る。公務が終わったら隙を突いて逃げるか……。



 ・



 謁見を終えるなり、俺はまだまだ急造でみすぼらしい神殿から抜け出した。

 のどかなア・ジールの田舎道を選んで遠回りして、ゆっくりとした足取りで自宅を目指す。 


「ちょっと皇帝陛下、なに勝手に逃げ出してくれちゃってるんですか!」

「くっ、もう気づかれたか……すまん、発掘作業で疲れているので、後は任せた」


 追っ手がすぐについた。

 神殿の文官どもがアウサルを追って、こんなへんぴな田舎の方にまでかけてくる。

 まあデスクワークばかりの彼らには、ちょうど良い運動の機会だろう。


「後は任せたで済むわけがないでしょ!! 仕事して下さいよアウサル様!!」

「そうは言われてもな、ただの発掘家がそこまで尽くす義理もなかろう」


「貴方は発掘家である前に皇帝です!」

「似たようなものだ」


「これっぽっちも似てませんよ! って、あれ……? ど、どこ消えたんだ?!」


 そんな平和な追いかけっこをしていると、グフェンが隠居者らしからぬ術でかくまってくれた。

 そのまま彼の畑付近まで場所を変える。


「少しは俺の苦労がわかったかな、アウサル殿」

「助かった。それはもう嫌と言うほどにな。8割方いきなり隠居したアンタのせいだが」


「すまないな。年寄りがいつまでも上にのさばるのは、エルフの悪いところだ。そこをどうにかしたかったのだ」

「なら少しくらい横の立場から手伝ってくれたっていいだろ、ずるいぞアンタ」


「年寄りが隠居して何が悪い。それにそろそろ皆、俺の手から独り立ちする頃だ」


 たくましいその体格で畑を耕しているのだから、やはり今一つ説得力がない。

 ところでちょうどそこにラジールの姿を見つけることになった。


「おおアウサールッ、よくきたなっ、大根食うか?!」

「アンタも帰ってたのか」


 辺境ではまだ戦いが収まっていない地域もある。

 規模の小さな戦いとなると、それだけラジールの武勇は貴重にして最強の切り札だった。


「うむ、闘争こそが我の生きる場所。そう思っていたのだがな、やはりこれも悪くない。おおっ、ルイゼ、こっちだこっちだ!」

「ラジール殿、アウサル殿には都合の悪い顔ぶれも混じっているようだ。しかしもう遅いか」


 そこでなんの偶然かルイゼとフェンリエッダ、ゼファー、ダレスにジョッシュの団体に遭遇した。


「おいアウサル、こんなところで何をしている……。皇帝の仕事はどうした!?」

「まあまあエッダ殿、彼でなければ定まらぬゆえ頼み込んで任せた仕事、拙者らでカバーしていく他にあるまい。サボりは感心せぬでござるがな?」


「アウサルの旦那よ、またかよ、ジョッシュの愚痴を聞く身にもなれっての……」

「ええ、いつのまにか私ダレス様より偉くなってしまして。その気になれば国を乗っ取れてしまうこの状況に危惧を抱かずにはいられませんよ」


 エルザスとの同時決起を目標に、時を惜しんでピリピリとしていた頃が懐かしい。

 あの頃と比べれば、今はずいぶんとのんきにやれているものだ。


「容赦ないな。白き死の荒野に引きこもりたくなってきたぞ」

「あっ、フィンちゃん、こっちこっち!」


 ルイゼがフィンを見つけてまた人数が増えた。

 翼あるうちの娘が地に降り立ち、数日ぶりの俺に笑顔を向ける。

 ここだけの話、最近反抗期が落ち着いてきたようで一安心だった。


 エルキア王室は信用を失い、もはや完全に再起不能になった。

 ルイゼとダレスに課せられるはずの王族の義務もまた、そこでうやむやになっていた。

 ということでダレスは俺の臣下として、ルイゼは家事もできる鍛冶師として、今ものんきにやってくれている。


 エルキアの状況次第では、どちらも国元に戻ることになるだろうがな……。


「パパお帰り。フィン迎えに来たよ、お仕事なんてサボって帰ろうよ」

「それは名案だな、とても良い考えだ。よし、2人には読み残しの蔵書を読んでやろう。眠気が来るまでだが」


 他の連中と夜に会う約束をして、ルイゼとフィンと一緒に帰路についた。


「ねえねえパパ、エッダママとはいつ結婚するの?」

「ちょっ、フィンちゃんっ、何言ってるのっ?! でも、その、あの、予定とかあるんですか……?」

「普通に考えてくれ2人とも。結婚なんてしたら、今より仕事が増えるに決まっている。到底気が進まん」


「ふーん……それ、エッダママの前で言える?」

「ああ、無理だな……」

「怒るでしょうね、きっと……」


 そうこうして帰宅した。

 戻るといつもの顔がある。人の姿を取るようになったユランが家族を出迎えてくれた。

 地下世界で暮らすには巨大な竜の体などいらないのだ。


「アウサル、我が理想郷の復興作業は順調か?」

「ああ、そうだな。あと5年くれればサウスの隣に小国が作れるぞ。あの広い荒野全てとなると、100年以内に片づくかどうかすらわからん」


「かまわん、いくらでも待とう。そなたと我が輩にはささやかな年月よ」

「アンタと一緒にしないでくれ……」


「サマエルの心臓を宿したということはそういうことだ。貴殿はサマエルの代わりとして、この地上に君臨し続けることになる」


 サマエルの心臓を継いだアウサルは、ユランと共に世界を見守っていった。

 いつか自分たちが必要なくなる日が来たら、異界に一緒に渡ろうと約束して。


「その時はフィンも一緒だよ!」

「ああ、共に参ろう。いっそサマエルの首に紐を付けて、無理矢理連れ回すのも悪くない。一度結んだ約束は、必ず守らねばならぬからな……」


 いつになるかすらわからん話だ。

 だが3人でそう決めた。いつか天獄に眠るわからず屋を連れ出して、俺達の憧れた世界を見に行こうと。



 ・



 無心に白き大地を掘る。

 まだ見ぬお宝、異界の書物を求めて、ただ無心に大地を掘る。

 俺はアウサル、穴掘りアウサル、白き死の荒野のアウサル、それ以上でもそれ以下でもない。


 人の生きられない汚染された大地で、ただ一人孤独にスコップを振るい、鳥すらいない空を見上げ、汗を拭い、時を忘れて大地を穿つ。

 サマエルとして全てを滅ぼし、ア・ジールの大地を耕し続けたあの頃のように、時さえ忘れて、無心に、無心に、風と、乾いたスコップの音色と共に。


 アウサルの所領を浄化して、地上の民に返すまで、俺はこの地でアウサルであり続けるのだ。

 無心に、無心に……こうしていると、ユランと出会う前のあの頃と変わらない。


 不思議だ。異界の本に憧れるあまり、仕事をしながら冒険物語の白昼夢を見ているかのようだ。

 エピローグを迎えた物語はどんな結末を描くのだろう。

 全てはこの孤独の白き荒野が生み出した、夢幻(ゆめまぼろし)であるかのようだった。



 ・



「おいアウサル、5日も帰って来ないとは貴殿はとんだバカ皇帝じゃな! 早く帰って来い、皆が待っているぞ、我らのア・ジール地下帝国に!」


 違った。夢ではなかった。孤独なアウサルの所領は、ユランという役者により書き換えられた。

 彼女は神の毒をものともしない。どんなに世界が荒廃しようとも、アウサルと共にあれるパートナーだった。


「まだ3日しか経っていないぞ」

「このバカ者! キッチリ5日経っておるわ! 皆が心配しておる、早く帰るぞこの発掘バカめが!」


「アンタのためにアンタの領土を浄化してるっていうのに、ひどい言いぐさだな」

「寝ぼけたことを言うな! マイペースにもほどがあると言っているのだ!」


「そう言われてもな、これがアンタと出会う前の元々の俺だ。性分は変えようもない」

「はぁぁ……。やれやれ……干からびても知らんぞ……」


「大丈夫だ、そのときはアンタが助けてくれる」

「我が輩をレスキュー犬代わりにするでない!」


「レスキュー犬、それは異界の言葉か? 興味がある、詳しく教えてくれ」

「ああ……貴様のような命知らずを助ける犬だよ。全く……あのかわいかったサマエルが、わからずやのサマエルが、こんな変人に育つとはな……」


 俺はサマエルではない、アウサルだ。

 アンタとサマエルが混じった結果、俺という変人が生まれたのだろう。


「うむ、しかしそういえば言い忘れていたな。いい機会だ、一応言っておくか……よく聞け、アウサル」

「なんだ、説教ならもうお腹いっぱいだ。この後、説教の予約も決まってるとくる」


 エッダは当然としてさすがにジョッシュも怒るだろう。

 場合によってはルイゼのご機嫌取りもしなくてはならなくなるか……急に帰りたくなくなってきたな。



「ありがとう。あの日、我が輩を発掘してくれて。我が輩の願いを聞いてくれて。力を捨ててまでして、我が輩とのやり直しを願ってくれて、本当にありがとうアウサル。……ぅ、ということでじゃ、あれじゃっ、あの、うむ……。責任を持って、未来永劫、我が輩の使徒として仕えよ!」


「わかった、未来永劫アンタに仕えよう。それがどうもアウサルらしい感じがするからな」



 しょうがない。俺はユランの背中を追って、白き死の荒野を去った。

 俺の中に眠るもう一人のユランと一緒に、赤く燃えるような西日を背に、やり直しの物語の結末をただ眺め続けた。


 俺はアウサル、穴掘りアウサル、白き死の荒野の領主にして、ユランの千年王国を蘇らせる男だ。

 俺はヒューマンとしてではなく、アウサルという1つの誇りある種族として、これから生きてゆくことに決めた。


――スコップ1つで作る反逆の地下帝国 全てを取り戻そうとした男の物語 終わり――


挿絵(By みてみん)


 

 

ここまで読んで下さった皆様に。

まずは月並みですが、ありがとうございます。感想、ブクマ、勝手にランキングへの投票、評価、今日までの沢山のご支援に本作は支えられてきました。

こうして振り返ると、まだまだ未熟な部分、詰めの甘い部分、作者のいい加減な性格がそのまんま出てる部分、数々の反省点があります。それは必ず次に活かすことにいたします。


ありがとう、ありがとう、ここまで読んでくれて本当にありがとう!

既に次回作の連載に入っておりますが、落ち着いたら本作のアフターストーリーをこの作品ページに追加するか、あるいは短編として分離して投稿するつもりでいます。

その後あのキャラはどうなったのか的な、エンディングのその後の世界をいつか書きますので、どうか覚えていたら読んでみて下さい。

アウサルとユランは【スコップ一つで作る反逆の地下帝国】で、彼らの助けがいらなくなるその日まで愛する仲間たちとその末裔を見守ってゆくことでしょう。


とまあ以上、長くなりましたが、魂胆をそのまんま申しますと、新作の方も応援して、読んで、後悔はさせません、必ず面白いから、です。

是非に新作【魔界を追放された猫ですが、人類最強の娘拾っちゃいました】をよろしくお願いいたします。↓

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