僕は優等生
あくまで試しです。褒められること(多分無い笑)があったら連載始めるかも?です
西暦21ψφ年、日本の人口のおよそ半分がやっているというゲームがあった
「帰ったら、絶対にinしろよ」
「勿論」
2014年にVRゲームがゲームショウに出てから、100年の間に数々のソフトが生まれては消えた
そんな中にこのゲームはあった
インセニティフォレストオンライン
このゲームは基本自由に生活して、モンスターを倒したりするゲームだが、一つ他とは明らかに違う特徴がある それは、昔流行った二次小説のようにゲームの中に入って遊ぶということだ
インセニティフォレストオンライン 通称IFOが日本中でプレイされていた頃、ある私立高校では、成績表が返されていた
「また、神原がオール5かよ」
「すげ― 」
神原巧は地味だが、成績はいつも素晴らしいクラスに一人はいるタイプの男子だった
巧がいつも通りの声をかけられ、担任が解散を言うと、巧以外はダッシュで教室を出ていった 巧は知らなかったが、今日は新作ゲームの発売日だったのだ
巧は皆がすぐにいなくなった事を不思議に思いながら、自分も帰るべく鞄を肩にかけ教室を後にした
家に帰ると、家族の歓声が聞こえた。念のため言っておくと、今日は誰の誕生日でもない
「何かあったの?」
巧がそう尋ねると
「お父さんが福引きで何かビー○ルゲ―ムっていうのを当てたらしくて」
「お母さん、VRゲームだよ」
「たくちゃんやるでしょ?」
妹の突っ込みをスルーして聞いてきた
「まぁ、やっても良いかな?」
それから一時間僕はゲームをやる準備をしていた
えーと、この線をここにさしてっと
198ソフトを入れる
ソフトってこれか ゲーム説明は……へー中に入るんだ―
よし、ソフト入れたぞ
199電源を入れて、ゴーグルをかける
電源を……入れて、ゴーグルを……かける……出来た!
200寝て、楽しいゲームの世界へ
寝て……うわぁ!
「ようこそインセニティフォレストオンラインへ
私は案内人のフィルです。まず、貴方のお名前を入力して下さい。」
「はい」
タクっと
「タクさんですね。注意はきちんと読みましたか?」
「注意?」
疑問に思っていると、注意と書かれた紙が目の前にあるのに気が付いた。
注意
このゲームは中に入ってしまうと、そう簡単には出られません。1年程かかると思って下さい(笑)
グッドラック♪
「うそだろ でも、こんなもんなn「では、中に入ります。3、2、」
「待ってくれ!」
「1、バニッシュ」
目をさますと何故か森にいた
変な所は何もなく、遊歩道があった
「これに沿って歩いてみるか」
30分後
「まだ続いてるのか……」
さらに1時間後
「まだ……
そして、5時間後
「出口に来たぞ!」
「やったぁ」
え…………僕は一人で歩いてたのに…………
「フィルです。タクさんを見失ってしまい、ほんとはワープで街まで行くのに……すいません」
「……」
とにかく、街はすごかった
5時間も歩いたからか、感動も大きい
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
街中には人が溢れていた
「おーい、兄ちゃん ミスリル製の防具買ってかないか?」「俺の防具の方が良いよな?」「いや僕の方が良いに決まってるじゃないか!」
「では、泊まる所を探しに行きましょうか?」
「そうだね、歩いて疲れたし」
「ごめんなさいごm「そう言う意味じゃないから!こっちこそごめん」
………………………………………………
「……そして、こちらがこれから泊まる宿 [ホテル・ダート]です ってあれ?」
「はい、これからお願いします」「おう、坊主 困ったことがあったら、いつでも俺を頼ってくれ」
「ありがとうございます ところで、部屋は何処ですか?」「あぁ、こっちだ ついてこい」
「フィルもおいで~」
僕は何故か固まっているフィルに声をかけた