87話 積んだぁあああああああああああああ!
コミカライズ版センエース、
11話、配信記念として、
一日10話投稿を、
完遂しました!!
イベントに参加してくださった読者様、
読んでくれて、ありがとう(*´▽`*)
87話 積んだぁあああああああああああああ!
(……もし、今後、『体力』が『最大値の10%』とかになったら……いや、10%残っているならまだいい。それなら、ギリ、なんとかなる。だが、1%とか、コンマ1%とかになったら……さすがに、最大10年もの時間を稼ぐのは、無理だぞ……最終的には、ワンパンで死ぬことになりかねん)
38人の究極超神たちは、『センとの闘い』を経て、どんどん強くなっている。
センエースの呼吸を理解し、武の流れを掴むことで、『センエースを殺す技術』が底上げされている。
この辺の感覚は、死にゲーの経験者なら、詳細に理解できるだろう。
『最初は勝てる気がしなかった敵』であっても、パターンを覚えると、いつしか、最速ノーダメで殺せるようになる。
・配下たちのセンエースを殺す速度は増していく。
・それに反比例するかのように、センエースのHPはどんどん減っていく。
――以上の2点の前提を踏まえて、未来を予測した結果、
(……最悪の場合……2年以内に3000回、削り切られる……)
想像して、ゾっとした。
もし、その予想が成立した場合、10年後、配下たちは、おそらく、2~3人になっている。
『2~3人』だけを相手にする場合、逃げ切ることは可能。
だから、『全滅』だけは、免れることが出来るだろう。
だが、センエースにとってのゴールは、『全員を救うこと』であり、それ以外の結末は全部クソ。
ゆえに、
(考えろ……どうする……どうすれば……)
と、ここからの手に悩んでいると、
そこで、
これまでずっと、何も出来ない状態だった『田中シャインピース』が、
「よし! どうにか、呪縛を少しだけ解除することができた! これで、魔法ぐらいは使える!」
と、地獄みたいなことを言い出した。
田中の発言を受けて、センは、一瞬、フラっとして、気絶しそうになった。
すぐに、鋼の精神力で、なんとか、自分を支えたが、
しかし、続けられた田中の発言で、またフラっとする。
田中は、
「神の慈悲!!」
そう叫びながら、配下たちに回復魔法をかけていく。
……一か月闘い続けた配下たちは、普通に、精神も肉体もボロボロだった。
全員、とっくに魔力が底をつき、回復魔法が使えない状況。
持ち前の気力だけで自分を支えている状態。
そんな彼らが、田中の魔法によって、完全に復活する。
気力も体力も魔力も充実した状態に再生。
その状況を満足げに見つめながら、田中は、
「現状、回復魔法しか使えんし、リキャストタイムもクソ長いが、定期的に、回復することはできそうや! がんばれ、みんな! お前らがナンバーワンや!」
などと、ふざけたことを口にする。
センは、もう、『田中への殺意』で一杯になっていた。
顔面に、大量の怒りマークが浮かんでいて、
ギリギリと奥歯に圧力がかかる。
「うぅ……くぅう……ぐぬぅううう……」
あまりの怒りで、血圧が爆発寸前。
顔真っ赤で、あらゆる箇所の毛細血管がブチブチと音をたててちぎれる。
(積んだぁあああああああ……っっ)




