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28話 ニーぐらいなら、もう楽勝。


 28話 ニーぐらいなら、もう楽勝。


「なんで、アイテムに嫉妬しなきゃならんのだ」


 などと、そんな文句をたれつつ、

 センは、そこからも、

 ひたすらに、高位のモンスターを召喚しては、ぶっ飛ばしていく。


 長年、色々なモンスターを倒し続けた結果、

 どうやら、超王級のモンスターである『イレイザーフェニックス・アズライト』には、隠しパラメータの一つである『神器経験値獲得量』に大きな補正がかかっている――ということに気づいたセン。


 以降、ひたすらに、イレイザーフェニックス・アズライトを狩り続けた。


 来る日も、来る日も、

 センは、バカみたいに、

 ひたすらイレイザーフェニックス・アズライトを倒し続ける。


 そして、ついに、3000万年目を超えた。



「……今の俺なら……ニーぐらいは、間違いなく、どうとでもなる……」



―――――――――――


《名前》【毘沙門天の剣翼】


《アイテムクオリティ》 【98】

《コアマテリアルランク》【57】

《神器レベル》     【1099万】

《スロット枠》     【3】

《イクシードギア》   【7】

《魔改造率》      【1200%】

《スティグマ》     【9】

《エタニティテイル》  【152話】

《シンクロ率》     【2320%】

《装備者への愛》    【98億2500万】

[HP]        【+2億】

[MP]        【+5900万】

「攻撃力」       【+27億6900万】

「魔法攻撃力」     【+3200万】

「防御力」       【+1億7000万】

「魔法防御力」     【+2500万】

「敏捷性」       【+1億6300万】

「耐性値」       【+7700万】


――――――――――



 『毘沙門天の剣翼』と並行して、

 エグゾギアの改造にもかなり力を入れている。


 出力で言えば、現段階で、すでに、10倍以上の力を発揮できるようになっているし、エネルギーチャージ面での使い勝手も非常に良くなっている。


「あとは……そろそろ、召喚獣の方にも、着手していく時期かな……」


 『カースソルジャー』以外にも、

 強力な『神の召喚獣』は多数存在する。


 センは、『召喚術』が、あまり得意ではない……

 というか、センは『何も得意ではない』というのが基本ベース。


 とにかく、センには『才能』というものがない。

 『特徴がないのが特徴』とでもいうべき『ザ・凡人』である。


 なので、多くの資質・才能を必要とする召喚術の分野は、

 なかなか、前に進むことが出来ない――が、



 3020万年経過。

『よし、ようやく、【ソラル】の召喚に成功』

『んー、でも、こいつは、ちょっと、俺のビルドと噛み合わないかなぁ』

『パワータイプに調整を加えれば……』

『いや、ダメだな……』

『やっぱり、カースソルジャーの方がいい……』

『あっちの方が俺のスタイルに合っている』

『カースソルジャーの場合、召喚した後は、放置しておいても、勝手にデバフをガンガン入れてくれるっていうのがいいんだよなぁ』



 3280万年経過。

『よっしゃぁ! カースソルジャーの二体同時召喚、成功!』

『まあ、でも、これは……魔力消費がエグすぎるなぁ……』

『もっと召喚コストをカットしないと、実戦運用はきついか……』



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― 新着の感想 ―
「才能がないのが才能」というセンの生き様が、 この作品の最大の魅力だと感じました。 途方もない努力の果てに手に入れた力だからこそ、 一つ一つのステータスに重みがありますね。
[一言] 出る頃には、スリーピースにたどり着くかな? カースソルジャーは、神センが実戦運用をする 数少ない召喚獣。何度も召喚してますし、 他と比べれば、多少は慣れもあるのでしょうね。 経験や記憶が消え…
[良い点] 今はもういないゲン君が道半ばで出来なくなってしまった召喚術強化する作業を全力で堪能してるところ  [一言] ウィトゲンシュタインのアトリエみたいな設備もソウルゲート内に設置されているのでし…
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