表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/61

とある日、地球にダンジョンが出現した。


とある日、地球にダンジョンが出現した。

ダンジョンの中には未知の道具や技術、財宝が眠っており、

人々はこぞってダンジョン探索を行った。


職業にも「冒険者」という名のダンジョン探索を仕事をする人まで出始めたくらいだ。

現在進行形で企業や研究所、それこそ国レベルでダンジョンに取り組んでいる。




~地球 20xx年 墓参りをする数年前~


琴音も当初は一攫千金目指してダンジョンの前に行ったことがある。

ダンジョンの名前は「初めてのダンジョン」

一番始めの初心者が通うダンジョンである。




ダンジョンに入るとステータスが手に入る。

それこそゲームのような自分の体力や能力が数字としてわかるのである。

ダンジョンに足を踏み入れただけでで手に入るのでかなりお得だ。

このステータスに伴いスキルと呼ばれるもの入手できるのだがスキルにもグレードがある。


格付けされており。


とりわけ普通    ノーマルスキル

ちょい珍しい    レアスキル

手に入れたら神   ゴッドスキル

現在世界に数名程度 メテオスキル


となっている。


スキルには人知を超えたような動きや技術が簡単にできるものも存在する。

それこそノーマルスキルですらファイヤボールといった魔法が使えるようになることもある




さて。ダンジョンに入る決定的瞬間だ。

一人の人間としては小さな一歩だが琴音の歴史に取っては大きな一歩だ!!



どんなスキルが手に入るのかな?

ワクワクするハーーーー

入るぞ!!



・・・2秒後


あれ?これ入れなくね?何か壁みたいのにぶつかるんだけど。


・・・5分後


入り方が悪いのか?

横向きで入るとかか?


・・・30分後


これって入り方とかってあるんですかね?

普通に歩いて入る?

いや。そうですよね。普通に歩いて入るんですよねっハハ!知ってました!

*ダンジョン前にいる管理人さんに確認中



・・・1時間後


「キャラミレンガハダアッッッg-----」


奇声を上げながら体当たりする



・・・2時間後



日陰でショボーンと現実逃避しながら体育座りしている

流石に何時間もダンジョン前で変な行動をしていたので人目が痛い。



・・・3時間後



「今日あっついわーー」


帰路につく琴音




そもそもダンジョン内に入れないことがご判明。

財宝もレベル上げもできませんでした。終。




入れないとかあるんだろうか?

うーーん。聞いたことないな。

かと言ってどうしようもない。


色々WIKIとか調べてからまた明日もう一回試してみるしかないかな?




後日

何回か再度挑戦してみたが結果は全てダンジョンに入れず。終。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

→そして現在不思議な光る道の途中



あの日以来完全に諦めていたのだが・・・。



・・・・



どうやら諦めなくても良さそうだな。



あの不思議な煙に誘われ道に入って数歩のところだった。


『光輝くステータス画面』が琴音の目の前に出現したのであった。










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ