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教室にて

作者: リューゼ

リューゼが友達と教室で話していた時に、T君が声を掛けてきた。

「誰か子犬貰ってくれへん?見に来るだけでもいいから」


「どうしたん?」

リューゼと話していた友達が、返事をした。


「うちで飼ってる犬が子供産んでん。たぶんどっかの犬が入ってきて、やられてしもてん。」


T君にかぎらず、男子はすぐに下ネタっぽく話して喜ぶ。


女子同士の話なら、エッチな話や噂も話すけど、男子とはふだんそういう話はしない。

ま、犬の話だしウケるなら、話のレベル合わせて下ネタっぽく返してもいいかなって思って返事をしかけた。


「ふ〜ん・・・」


本当はこう続けるつもりだった。


「ふ〜ん、そんなこと言って、実はその子犬Tに似てるんじゃない?」

って。


ほんのちょっと下ネタっぽい笑いのつもりで言いかけたとき、Tが自分の飼い犬とエッチしてる状況が目の前に浮かんできた。


「やばい、ちょっと下ネタどころか、バリエロMAX!!」

むちゃくちゃエロい事を言いかけていることに気付いて、「ふ〜ん・・・」で止めた。


もしかしたら、そのとき急に顔が赤くなったかも知れない。


なんか変な気分だった。

初めて、知ってる相手がエッチしてる状況を想像してしまった。


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