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想い出酒

作者: 日下部良介

『秋の夜長の歌会』5作品目

僕が死ぬ時、楽しかった想い出はどれくらい残っているだろう…。


思えば、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと…。

いろんなことがあった様に思う。

もちろん、忘れてしまっていることもたくさんある。

今、目を閉じて思い出してみる。


ふと、笑みがこぼれる。

どの想い出も今にして思えば過ぎ去った時間でしかない。

そう考えると、今、こうして生きていることに感謝しよう。


縁側に出て空を見上げる。

雲が晴れて、月が顔を出した。

中秋の名月とはよく言ったものだ。

月を眺めながら、僕は酒をすする。


想い出を

一人噛みしめ

月見酒

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― 新着の感想 ―
[一言] あ、いいですねこの句! 酒を飲みつつ男一人でつきを見上げる。人生を振り返る、そんなお月見もいいものですね。 風流ではありませんかあ。
[良い点] 寂しげな雰囲気の中に美味い酒、綺麗な月。 いい感じに引き込まれました。 [一言] 想い出を 一人噛みしめ 月桂冠 にしたらそのまま、CMになりそう…
[一言] 月がキレイな季節になりましたね! 過去を噛み締めながらもいいですが、今を想いながら飲む酒が一番味があるということですね。 なんだか日本酒な気分になりました(笑) ありがとうございました。
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