第一部 <中学校編>
どこまでも続く坂道を、私はひたすら上る。妙に堅苦しい「制服」と共に。
あーあ、今日も一日が始まる。
<4月> 入学式には小学校の卒業式ぶりの皆がいた。制服って慣れないし、なんか変な感じ。
ってか、こんなメンツと三年間一緒なんて考えたくもない。
もう気が付いているかもしれないけど、私(桜蘭)は正真正銘のネガティブ思考者だ。
…そして嫌われ者だ。
友達とかもいないわけではないけど、一人は泣きっ娘。もう一人はグレっ娘。
こんな環境にいたら少しは頭もおかしくなってしまうのはあたり前でしょ??
そしてそんな友達しか周りにいないため私も自動的に嫌われ者扱いだ。
でも私、幸い勉強は頑張ってた方だからなんとかなったし、顔も平均値はあると思う。
ってか、冗談抜きで
「桜蘭っておとなしくて地味に可愛いよね?! いかにも『女子』って感じだし、ぶっちゃけモテるやろ??」
って一軍女子や男子に何度か言われたことがある。
だから、ごくごく普通でまともな女子中学生のはず。
それなのに、どうしてこんな友達しかできないの…??
まあ、私にもきっと原因があるんだろうけど、何で他の子に嫌われてるのか?何が原因なのか?
……正直ほんと分かんない。
友達ももう少しまともな子が良かったし、こんな二人と過ごすなら一人の方が楽に決まってる。
頭では分かってる。分かってるのに…。一人は嫌なの。独りは嫌なの。
だって結局は誰かと団体行動しなきゃ、何にもできないでしょ??
だから結局友達も捨てきれなくて、周りの目ばっかり気にして、人の顔色ばっか見てて。
こんなのつまんない。嫌だな。
変わりたいのに……変われない。女の友情なんて所詮こんなもんで成り立ってるの??
それとも、私がただ病んでるだけなのかな……
なんかもー分かんないや。
こんなぼやぼやとした気持ちで過ごしてたらいつの間にか4月も中頃まで過ぎてしまった。
あーあ、これって完全に新しい友達作る機会逃したパターンじゃん。笑笑
……そしてそんな時、忘れもしないあの日が私の所にやってきた。
注意:この物語を見ても中傷するようなことは一切書き込まないでください。
もしかしたら周りからみれば病んでいるかもしれません。でも、この物語を通して「人間関係の本当のあり方」を今一度、みなさんに考えてみて欲しいです。




