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百獣達の宴



智が適当に選んだ仮面ーともみんのプロフィール画像がよかったのか、ケダモノ達は檻に放たれた餌に一斉に食いついた。


「はじめまして。医大生の優です。プロフィール見たんですが、ともみんさんはアイドルグループのIKB好きなんですか?僕と趣味合いそうだから、メールしませんか?ちなみに僕も彼女募集中です」


「大きいおっぱいだね。あ、じゅんって呼んでな!俺がイジメてあげようか?俺のデカチ●コ見て興奮するかな?早く返事しないと他の女犯しにいくからな。早くしろよ」


「九州に住んでいるシュイです。大学3年生で、今度東京に就活に行くので、その時会ってセ●クスしたいなぁ。いいよね?」


「37歳独身の徹です。私みたいな歳の離れている者がメールするのはあれですが、理想としては、あなたみたいな奥さんが欲しい。などと思っています。おこがましくてすみませんが、よかったらお返事ください」


虎にハイエナ、大鷹に、最後のはナマケモノ?といったところだろうか。


ともみんは優しく、いやらしく、ケダモノ達に甘い甘い餌を与えて飼育した。


「優くんもIKBヲター?!わたしもわたしも!!!誰のこと推してるの?わたしは奈々ちゃん推し。今度の握手会行くけど、優くんも来るかなぁ♡?会えたらいいねーー!」


「じゅんくんの、おっきいぃぃぃぃい!こんなにおっきくて太いの初めて見たからビックリしちゃったけど、わたし今すごく顔が熱いの♡もっと見たいな。。わたしのおっぱいももっと見て欲しいなぁ!」


「シュイくん東京くるんだぁ!がんばってねーっ!もしシュイくん就活うまくいったら、わたしがご褒美、ア ・ ゲ ・ ル♡」


「徹さん、メールありがとうぉ〜。わたし一回りくらい年上の人と付き合ったことあるから、徹さんもそんなに変わらないと思うし、わたしは全然大丈夫だよぉ。わたしみたいな奥さんって、まだ話してもないのに。おおきいおっぱいの奥さんが欲しいってこと??えっちぃぃい。でもえっちな男の人嫌いじゃないからイイよ♡」


宴は盛大に続いた。


まさかサイトに登録してから数時間でこんなに盛り上がることがあるとは。

女性を相手に浮気願望があったはずの智は、いつの間にか100%嘘に塗り固められたエロい女を演じることにのめり込み、夜は更けていった。

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