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[サガシモノ]  作者: 尖角
第一章
3/42

中身

今回はスーツケースの中身についてです。

 スーツケース。


 これは何を物語るのか…。


 俺の、、、俺の過去がわかるのだろうか??


 俺は実莉にスーツケースを手渡され、中身を空けることにした。


 しかし南京錠があって開けられない。


 『どうしたものだろうか?』


 俺は少し考えた。


 だが答えが出る前に、実莉が口を開く。


 「あなたのズボンのベルト通しに鍵がついていたんだけど…」っと、、、。


 「それだ!」 俺は思わず叫んだ。


 それから俺はベルト通しから鍵を外し、南京錠を開けることにした。






 「ガチャ…」


 ほんの少しの音とともにスーツケースを開ける。


 中に入っていたのは服と手帳と鍵と現金20万円…。


 服はパンツ2枚、ジャケット1枚、Tシャツ2枚、ズボンが1着、靴下・ハンカチ・ティッシュが1セットだった。


 手帳は雨で濡れたためか、文字がかすれて見えれるようなものじゃなかった。


 鍵と現金…。


 この存在は謎だった。


 見当がさっぱりつかない。


 なぜ鍵が?


 なぜ現金20万円が?


 なぜこんなものを入れる必要があったのか…。


 鍵はどうやら駅かなんかの鍵らしい…。


 しかし問題は現金の方。


 なぜ現金20万円なのか?


 さっぱり見当がつかなかった。


 中に入っていたのはそれだけ…。


 ほかに俺に繋がる手がかりはなく、一番の手がかりは手帳だった。


 確かに、中はうまく読み取ることができない。


 しかし、うっすらと少しだけ、少しだけなら読み取ることができた。


 俺はここから自分探しを始めることになる。

自分探し…。

これは多くの人が探し求めようとしたでしょう。

しかし、その中で“私は記憶喪失だから”っという人はそんなにはいないでしょう。

そんな数少ない人の一人が主人公です。

そんな主人公をこれからもあたたかく見守ってやってください。

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