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[サガシモノ]  作者: 尖角
第二章
21/42

人生

人生とは不思議なものです。

 どうすればいいのだろうか…?


 自分が実際の人間ではなく、作られた人間だと知った今、どういう顔でどうやって生きればいいのか?


 ――――――――――――――――――――


 ―――――――――――――――


 ――――――――――


 俺にはまったく想像がつかなかった…。


 いやっ、想像できなかったという方が正しいのか?


 そんなことを考えても何の慰めにもならなかった。


 俺が作られたクローン紛いな生命体だということは間違えないみたいだし、何よりも今までの俺達(俺と実莉)がしてきたことが物語っていたから事実としか言えなかった。


 俺は絶望した。


 人生というやつに…。


 いやっ、自分になのか?


 それすらもわからないまま、俺は1日を終わらせた。






 俺が西郷という者の家で目を覚ました次の日…。


 俺は俺について詳しく話を聞くことにした。






 まず始めに、西郷家は西郷善治(さいごうぜんじ)とその妻の清己(きよみ)、その子供の朱巳(あけみ)の3人家族であった。


 しかし、遡ること15年前…。


 時は善治と清己が結婚して3年目…。


 善治は清己が子供を産めない体だということがわかったので、孤児院に行って1人の女の子を引き取ることにした。


 ・・・それが朱巳である。


 朱巳は実に明朗闊達(めいろうかったつ)な子であり、成績も優秀であった。


 朱美は現在23才であり、父と同じで公務員をやっている。


 っと言っても善治の方は今から3年前に喧嘩が原因で退社しているので、もう同じではないのだが…。

祭りに行ってきます。

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