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[サガシモノ]  作者: 尖角
第一章
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スーツケース

記憶喪失の続きですが、あんまり話は進んでいません。

今回のキーワードはスーツケースだけなので、それだけ知ってもらえれば結構です。

 俺はいったい…。


 俺はそんなことを考えて寝ることになった。


 彼女の名前は、西条実莉(さいじょうみのり)


 なんと彼女は、俺の世話を1週間もしてくれていた。


 そんな彼女は現在、高浦沢(たかうらさわ)大学に通う4年生であったため、高校生か大学生だと思った自分を情けなく感じた。


 彼女の卒業後の進路はすでに決まっていた。


彼女は内定を親戚の家からもらったので、もはや遊びたい放題の毎日を過ごしていた。


 そんな生活をしていた夏休み、外に遊びに出かけようとした時に、彼女は俺を見つけそれ以来世話をしてくれている。


 正直、体とかはどのように拭いてくれていたのか?


 そこはむちゃくちゃ気になった。


 しかし、俺が目覚めたのは12時過ぎだったので、詳しい話はまた明日となってしまった。






 俺が朝目覚めたのは、9時半だった。


 その時すでに彼女は起きていて、朝食を作っていた。


 だから、それからしばらくして「ご飯出来たよ!」っと声をかけられた。


 白米に卵焼きに味噌汁…。


 彼女は1人暮らしの生活をしているので、ご飯が朝からしっかりしていた。


 そんな彼女の作った卵焼きを口に運ぶ。


 正直、うまい。


 今までの卵焼きの味などこれぽっちも思い出せないが、実莉の卵焼きはうまいと思った。


 俺はそんなことを思いながら「うまいな!この卵焼き」っと言った。


 すると、実莉は少し照れながら「ありがとう」っと言ってくれた。






 少し会話がなくなってきたころ、、、


 俺は気になっていた本題に入ることにした。


 「あのさ、俺を拾ってくれたとき、俺は何も持ってなかったの?」


 少しの間をあけて、彼女は立ち上がり机から離れた。


 何をするつもりなのか……?


 まったく想像がつかなかった。


 だが、そんな俺の目の前に彼女はスーツケースを持って現れた。

卵焼きは人によって味付けやなんやらが変わりますよね…。

ちなみに私の作る卵焼きはなかなか美味ですよ。

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