銃声
連載処女作の『終わりき恋』の話数を超えることができました。
しかしながら作者は疲れました。少しあげるスピードを遅くします。
本当に申し訳ないです。
駐車場をもう一度よく探したが、黒いバンで、俺の持っているキーに反応する車なんてなかった。
そんな時である…。
「次で最後にしよう?」
「もう夜になってきたし、あまりに真剣で昼も食べてなかったから…」
そう言って、実莉が俺に愚痴をこぼした。
「あぁそうだな…」 俺はそう返事をして、心の中で謝った。
それから10分後である。
俺はやけになって、適当にキーのopen部分を連打していた。
もうすでに、最初に探し始めてから2時間と58分が経とうとしていた。
その時、後ろで車のライトが光った。
そう!俺の後ろの車の鍵が開いたのである。
『連打していてよかった!!』
俺はまず始めにそう思った。
それはなぜなら、鍵が開いた車は民家の駐車場に止めてあった車だからだ。
俺達は、過去の俺がてっきりどこかの駐車場を借りて、そこに止めているものだと思っていた。
だからこんなに時間がかかったのである。
しかし、そんな考えは喜びで吹っ飛んでいった。
俺は実莉と手を挙げて喜んだ。
「やった!!開いた!!!」っと…。
それから「また一歩記憶に近づいたね」っと実莉が言う。
だが、そんなことはもう夢でしかない。
この実莉が言う「また一歩記憶に近づいたね」の2秒後に俺の耳に銃声が聞こえるのだから…。
何とも言えないところで終わりましたね(^^♪
けれども次はいつになるか分かりません。
それでは(^o^)丿