光を届けよう
闇の中で彷徨う君。
そんな君を
僕は助けたい。
独り。
君は独り。
闇の中。
ずっと闇の中を彷徨っている。
君の流す涙が地に落ちて
君が歩いた道を記す。
光の無い場所で
永遠に続く闇の世界。
ただ感じるのは恐怖だけ。
そんな君を助けたいから
光を 希望を届けよう。
僕らは手を伸ばす。
君のすぐ側まで。
あとは君が
この手を取るかどうか。
ほら、みんな手を伸ばしている。
もう 苦しまなくて良いんだよ。
悲しまなくて良いんだよ。
みんないる。
君はもう独りじゃないんだ。
ほら、手を伸ばして。
大丈夫。
だいじょうぶ。
この手の先には光が溢れてる。
優しい光が溢れてる。