エルフと一緒に温泉を楽しむ
たらいに、お尻がはまっているエルフを助け、温泉を楽しむ。
今、一緒に入っているのは、ジーンだ。
弓の名手で、魔王以外の魔物は、全て一撃のもと倒してきた。
二人でお湯につかり、今日の疲れをとっていく。
小一時間、温泉と風景を楽しみ二人で小屋に戻る。
シャルルさんに買ってもらった普段着をジーンに渡し、村に出発することにした。
〈ここに泊まるんじゃないかったの?〉
〈そのつもりだったけど、ジーンが戻って、人が増えたから、村で泊ることにするよ〉
泊めることをジーンに伝え、日が沈んだ、真っ暗な夜道を進んで行く。
村の灯を目標に1~2時間ほど歩くと、
敵に出会うことなく到着できた。
バザーは既にしまり、燦燦と灯が見えるのは、飲食店とホテルくらいだ。
一番近間のホテルに入り、一番いい部屋をお願いした。
こちらも、毎度の行為だ。
宿が取れたので、近くの酒場でお疲れ会だ。
これで、一回目とは違った進み方ができる。気分上々だ。
大量の料理をお願いするから、上から順に注文した。
ジーンのおなかがカエルの腹になるまで、つづけると、
残った料理は、持ち帰りにしてもらった。
もう動けないジーンを連れて、ホテルに戻り、別々の部屋で一泊した。
〈おはよう、リイナ〉
〈おはよう、ヒビキ〉
この会話も2周目ともなれば、なじみがある光景だ。
〈今日は、ジーンの武器の弓を購入出来たら、真下にある都市に向かってほしい〉
〈わかったわ〉
〈あと、道中で、デッドリースパイダーに襲われるから、
探索の魔法で、見つけ次第迎え撃ってほしい〉
〈そうなのね、任しといて〉
リイナは、胸を張ると、自信満々に僕に答えてくれる。
昨日よりは、少し信頼関係が築かれてきたのかもしれない。
多少興味が持てましたら、こちらもどうぞ。
僕は、この出会いに感謝する!!
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