バジリスクをワンパンで退治する
僕は、魔法を唱えた。
「探索」
まだ、バジリスクは引っかからなかった。
進化をした話があったはずだ、蛇をイメージして再度、魔法を唱えると、
この先にいるのは、一匹だけだった。
さらに、人で魔法をかけると、蛇の近くに二人いることが分かった。
僕は、急ぎその場所がみえるところまでたどり着くと、蛇は光の粒子がまとわり、
まさに、今、バジリスクが誕生したところだった。
僕は、走りながら、近づく。
バジリスクは、後ろを振り向き、後ろの冒険者は石になると同時に、光の粒子が輝き始めた。
それを見ていた、もうひとりの女の子の冒険者は、全力でこちらに向けて逃げてきている。
「仲間がやられたの」
どうやら、あの時にあったこの冒険者が、犯人だったようた。
今は、彼女にかまっている場合ではない。
バジリスクに気づかれないように、音を立てずに、近づいていく。
僕は、バジリスクの横を確認すると、魔法を唱えた。
「風」
最大級の突風が、バジリスクに向けてはなたれた。
奴は重くはあるが逆に、その巨大さのため、風を受けるところが多いのだ。
奴は、突如現れた風にたえることができず、100メートル先の海に落ちていった。
そう、僕が確認したのは、飛ばした先に建物がないかだ。
運よく建物がなかったから、風で飛ばすことができたのだ。
しばらくすると、着水したところが、光の粒子が輝いた。
バジリスクが溺死したんだと思う。僕は、ドロップアイテムを採りに海に潜った。
当然海は、まっくらだったが、探索の魔法を使えば、簡単な作業だった。
どうしても、このアイテムをゲットする必要があった。
この後で、巨乳のシスターを石から戻すときに必要になるアイテムだからだ。
多少興味が持てましたら、こちらもどうぞ。
僕は、この出会いに感謝する!!
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