プロローグ
それは会社からの帰り家の冷蔵庫に食材が無いことを思いだしスーパーによった帰りである
「いや~まさか福引でビール一箱当てちまうなんてな、浮いた金で少し豪華なつまみでも作っちゃうか」
そこには大きな荷物を運びながらも上機嫌な一人の男がいた人通りも少ないため人にぶつかったり嫌な目で見られることもないそんな上機嫌な男を一瞬で現実に戻すとてつもない大きな音が周囲に響きわたる
きぃぃぃぃぃぃぃきゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
男が前を見ると車が女性に向かってスリップしている人通りが少ないためスピードをだしていた車が女性に途中まで気が付かなかったのだろう、ブレーキをかけてスピードがおちているもののこのままでは女性にをはねとばしてしまうそうさとった男は瞬時にビールの箱を横に投げ飛ばし駆け出していた
「とどけぇぇ」
そういいはなち男は女性の腕をつかみ引っ張った、しかし男は全力で走ってきたのである、つまり止まりきれなかった、そして次の瞬間
ドンッ
鈍い音がなり当たりは一瞬の静寂を取り戻した
「すぐに救急車と警察を呼んでください」
一瞬の静寂を破ったのは男が助けた女性であった、幸いにも男はまだ意識があるようで近づいた女性に話しかけてきた
「あの…怪我とかないですか」
「私は大丈夫ですけど…あなた大怪我じゃないですか」
「怪我がないのなら安心しました、それにしてもあなたけっこう冷静ですね」
「そんなことないです、あっまだお礼いってませんでしたね、ありがとうございます」
そういって女性は救急車が来るまで辛くないようにと男に膝枕をしてやることにした
「嗚呼、女性の太ももサイコー」
そう言って意識を手放した