忘れられた運命 ～運命の織り手達と絶望の使者（つかい）～（前回の名前 魔法物語 ）

第一章 すべての始まり

８ し…まい…？

「姉さん？　何やってんの？」

　やってきたのは、韓紅(からくれない)色（赤）の髪と天色(あまいろ)（青）の眼をした少女。左手に猫を抱えている。

「………………！！！？？？」

　誰！！！？？？

　少女は、陸を一瞬見た後彼女の方に目を向けて言った。

「誰？」

「本人に直接言ったらどうなの！！？？」

　思わず突っ込んでしまった。

　なんか二人とも…どこかで見たことある気が…？

「……あ。」

　思い出した…。

「二人って…あの…たしか…」

　二人がこっちに目を向ける。

「コスプレイヤーのLemon(れもん)さんと弟のaim＠(えいむ)さんですよね…？」

「「は？　誰？」」

　どうやら違ったらしい。

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「いやコスプレイヤーとかピンポイントで当たる…？」

いきなり何？　作者。

「Lemonとaim＠って誰…。」

初期はいなかったからね…。

ということで、初期光莉たちの情報どぞ。

「葵の立場は初期の初期ではイケメン男子だった…です。」

緊張しなくていいよー。ということで、

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