表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/241

46 陸は老人

今回は説明文? が多いです。ラル、レルの事は今回の話で分かると思いますが、同メンバーの碧と紅の事は後ほど……というか登場するときに……。


「あった! これ!」


 海斗がスマホの画面を見せてくる。

 そこに書いてあったのはおそらく花園とかいう奴の漢字。



蓏楼(ラル)


    日本で個人で活動している配信者。4人組エンタメユニット虹iroのメンバーであり声優や歌い手としても幅広く活動している。


   人物


 誕生日 不明  血液型 不明  出身地も家族構成も不明。公式ペアはラル×レル。同じ虹iroのメンバー碧ノ(あおの) (せい)(通称 (アオ))と性格と声、冷静なところが似ており、兄弟説が濃厚。


 グループでの活動のほかに、YouTubeでの歌ってみた動画やオリジナル曲、オリジナルアニメなどの投稿、動画配信サイトでの生放送などで活動しており、中には3000万回再生を超える動画もある。作詞をすることもあり、20××年○月△日には自身が初めて作詞を担当した曲も含まれる1stフルアルバム「小さな子守歌」がリリースされた。あまり目立とうとするタイプではないのでゆっくりとした曲を作るが、たまにメンバーに誘われて早めの曲を歌う事もある。リスナーからは闇ボイスだと言われており、ダークな歌も歌う。虹iroの紫(? 白)担当。



郲楼(レル)


     日本で個人で活動している配信者。4人組エンタメユニット虹iroのメンバー。グループでは楽曲制作を担当する音楽クリエイターとしても活動。


   人物


 誕生日 8月28日  血液型 AB型  出身地は不明。家族構成は双子の妹がいる。虹iroの中の唯一の女性。同じメンバーのボケ担当、紅葉(あかば)()(しゅ)(通称 (クレナイ))に軽蔑の目を向けるラルとアオをなだめて落ち込む紅を慰める虹iroの緑担当。リスナーからは女神(もしくは聖母)の声と呼ばれている


   来歴


  →虹iroとしての活動については「虹iro」を参照



「ラルとレル……。」


 どうしよう。まったく分からない。


「…画数の多い漢字だね。」


 とってつけたような感想だけど、嘘じゃない。


「それだけじゃないぞ。リル様は声がすっごく綺麗でラル様はあんまり喋らないけど、歌とか歌う時のその神々しい声に感動するー。これが「能ある鷹は爪を隠す」ってやつかなぁ!? 二人ともすっごくいい声なんだけど、よーく聞くとちょっとだけ闇ボイスなのがまたいいんだよねー。もう二人とも大ッ好きッ!! スパチャする以外バイトする理由ない!」(早口)


 でた…海の声フェチ…。

 ストーカーにならないことを遠くから祈っておくよ。


 遊園地のざわめきの中で、子供たちの笑い声やアトラクションの音が響いていたが、海斗の声がそれをかき消していた。

 僕は、海斗の熱狂的な語りを聞きながら、心の中で「本当にこの情熱はどこから来るんだろう?」と問いかけていた。


 海斗に見せられたラル、レルの説明は、あまり理解できなかった。


 「ラル様って、あの歌ってみた動画で有名な人だよね?」と佐藤が補足する。ありがたい。心を読まれてるのかもしれないけど…。


「3000万回再生の動画とか、すごいよね。」


「3000万……すごい…の?」


 若者の文化はよく分からないなぁ…。


 まずいまずいまずい。

作「どうしたの?」

 うわあぁァァァァ!!!! まずいよォォォォ!!!!!!

作「うるさッ!」

ナ「急にどうしたの?」

 しまった。キャラの名前を忘れてしまった。

ナ「どんなキャラ?」

 あの人の叔父。

作「ほんとに誰?」

 名前に「蓏」がついて…二文字で……。

ナ「あっ、もしかしてラルの叔父?」

 違いますゥ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イイネ等、よろしくお願いします。 え? なぜかって? しょうがないなぁ、そんなに言うなら、教えてあげないこともないですよ。 モチベにつながります。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ