表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/239

44 誘拐されたのに笑うって…ドМかな?

44、不吉な数字


 皆さんこんにちは。ナレーターさんです。

 出てきた理由はと言うと、陸が乗り物酔いしているため、読者の皆様方に不快感を与えてしまうかもしれません。(伝えても不快感を与えないなと言う言葉は、お伝えいたします。)

 よって、後書きには出てきません。


 前回のあらすじ!!

 え? いらない? ……そっか…。


 葵の問いに、泥棒は言葉を詰まらせた。


「………………。」


「どうしてですか?」


 葵は泥棒を睨む。哀れみの混じった目で。

 その時、葵の後ろからカバンをとられた女性が飛び出してきて、葵に勢いよくぶつかった。


「!?」


 葵がバランスを崩した時に、泥棒が葵を捕らえる。


 被害者の女の人はグルだったのか!


「葵!!」


 光莉が飛び出そうとしたとき、佐藤が光莉の腕をつかむ。

 佐藤は静かに首を横に振る。


「近づくな。」


 泥棒が周りにいる陸たち含む野次馬たちに言った。

 カバンから取り出したナイフを葵に向ける。葵の首筋に赤く短い線が入る。

 それを見せられて、動こうとするバカはいなかった。


 葵は連れていかれた。

 動けば殺すと言われたので、陸も、佐藤も、海斗も、筮さん含む大人たち、光莉すらも、動くことができなかった。

 葵の腕を掴む泥棒の手は冷たく、力強かった。

 逃げようとする気持ちはあったが、体が動かなかった。

 周囲の視線が痛いほど感じられる中、葵はただ静かに連れ去られていった。





葵視点に変ります。


 僕は光流。姉さん達には「葵」と呼ばれている。


 ただ遊園地に遊びに来ただけなのに、なぜか誘拐されてしまいました。

 まあ、痛いのイヤだし、顔に傷でも出来たらみんな悲しむし、おとなしくしよう。


「これからどうするんですか?」


「……ついてくれば分かる。」


 まるで企んでいたかのような言い方。


 言われるがままに車に乗って、車が動いてる間はずっと外を眺めていた。

 そこで、小さいころに見たことがあるような建物が見えた。


 児童養護施設? あんまり見たことない……けど…何だろう、このなつかしさ…。


 頭が痛む。聞いたことがあるような、ないような声が聞こえる。何を言っているかは分からない。

 赤信号で変わらない風景を眺めていると視界がぼやけて、頬に生暖かい水が流れる。

 一滴、頬を伝って、重力に従って落ち、服を濡らす。


 悲しくもないのに、ぼろぼろと、流れてきてとまらない。


 なぜ泣いているのかわからなくて「……ぇ?」と声が漏れる。


「なんで……思い出せないの…?」


 自然と出た言葉だった。

 なぜ言ったのか、分からない。


 信号が青になり、車が動き出す。


 コントロールできない感情。怖い。

 こんな時はどうすればいいんだ? この気持ちはなんというのだろうか?


 何も分からないぐちゃぐちゃな感情。感じたことのない、なんというかすらも分からない。


 ――気持ち悪い――



 涙が止まるまで数分。それから数分経って目的地に着いた。

 そこは人気のない倉庫。


 倉庫の中に入ると、十歳前後の少年少女が4,5人。

 倉庫の中は薄暗く、埃っぽい空気が漂っていた。

 少年少女たちは無言でこちらを見つめていたが、その目にはどこか諦めの色が浮かんでいた。


 その中に一人、派手な髪色の子供がいた。

 フードを被っていたから顔はよく見えなかったけど……。



 白い髪に緑色のメッシュの子供だった――


 その子供の目にはフードの影。そこから不気味な光を放つ青色の瞳に、すごく引かれた。

 白髪緑メッシュの少年が僕をじっと見つめる。

 その瞳には一瞬、冷たい光が宿ったが、すぐに楽しそうな不気味な笑みに切り替わった。


「葵? やっぱり葵だ!」


 嬉しそうに話しかけてきたのは、白髪緑メッシュではなく、茶髪の、同い年くらいの少年。


「? だれ?」


 そう答えると、少年は悲しそうに下を向いた。




 ……っと、皆さま! 白髪緑メッシュの子供、聞き覚えありますよね!?

 ご想像通りの、○○君! 脱衣所で会った子供です!


ッしゃぁ!!

「わ! 何急に、怖いよ?」

やっと、あのクソラグ地獄から抜けられた…!

「あ…(察し)本日、2025年、令和7年度、4月14日、約10,000文字、約70バイト? 単位は知らない。の内容を(読みやすく改変しながら)書き終えたって事ね。」

そう! やっと、あのクッ……ッソ、ラグい地獄から(少し)解放されたって事。

「でもまだ残ってる。頑張ろう!」


 ではない。


「そういえば、やっと○○君本編出てきた~。ちなみに○○って書く時いっつも「まつまつ」や「つるつる(ハゲた?)」っと書いてしまって改名しようか悩んでます。」

ああ、そうだね……(泣いてる…うれし泣きですよ!?)というか()がうるさいんだけど…作者?

「別によくない? そのくらい。」

まあ……困ってないからいいか。それより「頑張ったね!」「お疲れ!」と言ってくれる方はコメントとかください!

「あと今も泣いてるこいつを慰めて。というかコメントしても利益ないよね?」

泣くので水分不足になって熱中症で倒れます。

「コメントしないでください。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
イイネ等、よろしくお願いします。 え? なぜかって? しょうがないなぁ、そんなに言うなら、教えてあげないこともないですよ。 モチベにつながります。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ