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20 代打の人も大変ですよね

443文字

短いです。


「はあ…。」


 私は、リビングのソファーの上でドラマの台本を眺めていた。


「姉さん。」


「なに?」


 葵は、リビングのドアの近くに立っていた。


「陸の事なんでけど…」


「ああ、そのことなら、心配しなくて大丈夫よ。」


「…そうじゃなくて…」


「じゃあ何?」


「陸にあの手紙渡した?」


 私は固まった。その言葉を聞いた瞬間、しまったと思った。

 完全に忘れていた。


 いつもは、伝えきれなかったことは手紙に書いて伝えているたのだが、完全に忘れていた。

 しかも今回は、伝えきれなかったことはいっぱいあるのに…加えて明日は仕事で忙しい。

 だから私は代打の人を用意することにした。


「姉さん?」


「しょうがない。代打を頼むことにするよ。」


「…あはは…。代打って…あの…」


「ちょっと心配?」


「…まあ…。3人で行かせる?」


「まあ、紹介もかねて3人に行かせましょう。」


「あの二人中悪いけど、大丈夫かなぁ…。」


「まあ、千代(ちよ)さんと紗代(さよ)さんが喧嘩になったら、優斗(ゆうと)さんが止めてくれるでしょ。」


 葵はその言葉を聞いて、我が姉ながら人任せだなぁ…と、思った。


「だーかーらー、××くんの事を教えろください。」

無理。

「頑固だなぁ…。」

貴様、創成主に逆らうか!

「忘れた? 創成主の創成主は自分なんですけど。」

ぐ…。

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イイネ等、よろしくお願いします。 え? なぜかって? しょうがないなぁ、そんなに言うなら、教えてあげないこともないですよ。 モチベにつながります。
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