17 暇つぶしの適任者
830文字
空白・改行含むでピッタリ1000。頑張りました。
メモで書いた出来事から遠ざかっていく気が…。
僕は、あの…優しそうなお兄さんがアヤシイ人だったという、衝撃的な事実に何とか向き合おうと必死に言い聞かせる。
あの後筮さんに「今日はもういいから、戻りなさい。でも、絶対に例のお兄さんとは接触してはダメですよ。」と言われたので、…まあ…向こうから話しかけてこない限り、気づいてないふりしよう。
そう思いながら、僕はあのパーティー?会場に戻る。
はあぁ。憂鬱。
そして、部屋の前まで戻ってくると、酔っ払いの声なども大きくなり………気分は…最悪。
どうしようかな…。何しよう…。
このまま中に入って予測される事態・・・
1 静まり返り一斉にこちらを見る。
2 特に注目もされず部屋の隅で眺めている。
…どっちもいや。
なので、周りを見て回る事にした。
さっき、花を見に行った方向とは逆方向に歩いていくと、…特に…何も…ないな…。
………どうしよ。
誰か会話相手がいれば…。
…ん?
いるじゃないか! 適任者が!
一番最初に思いついたのは、兄の西村空。でも兄さんは、今日、ここにはいない。
なぜなら、友達の誘いを断り切れなかったんだそうだ。
でも、兄さんって毎回そうだった気が……まあいいか。
続いて思いついたのは…父、西村鏡…は、忙しそうだったから…。
…じゃあ、母の西村凪…も、忙しそうだった。
…じゃあ、誰?
……あ。なら…、
「…何の用?」
そして呼んだのは、従兄の瀬戸海斗。
彼の綺麗な赤髪は、世界でも珍しい。まあ、僕も、兄さんも、父さんも母さんも赤髪だけど…。
さすがの海斗でも従兄の誕生パーティー? には来るだろう。
「…陸。」
「…なっ何?」
海斗が、低い声を出す。
どうやら怒っているようだ。
「陸、俺は今怒っている。」
見りゃわかる。
「その理由はなんだかわかるな?」
「…え?」
………………………え? ……………………あぁー…ww。………………………。
わからない。
少し怖いがここは正直に…。
「え。えぇと、わからなh」
「はあ!!!???」
うるさい。
それにしても目力がwww目力が強いwww。
と、心の隅で面白がってる自分がいるが、それは顔に出さず。
「…じゃ、じゃあなんでh」
「それはぁ!!!」
相変わらずうるさい☆
祝!!!
1000文字突破ー!!!!!
1000文字突破いわいで今日はもう寝まース。