10 いじめっ子 佐藤…しゅ…しゅなんとか君
いじめの内容だから、書くの気が重い…。
25,9,23修正ダゼィ☆
いじめが始まったのは、今からちょうど一年ほど前の事だった。
いじめの主犯は、同じクラスの佐藤。下の名前は……しゅ、しゅ……いや、思い出せない……。人の名前を覚えるのはちょっとだけ苦手なんだ。
佐藤は、転校初日、不安だった僕に話しかけてきてくれた。
『……………西村、陸……さん、ですよね……?』
開口一番、本人確認。
いきなり声をかけられて、僕は一瞬戸惑う。
『えっ、と……名前、は……』
僕は戸惑いながらも、本心で名前がわからなくてそう聞いたら……
『えっ?』
彼が無意識に発したその一言には、背負いきれないような闇が詰まっているような気がした。
彼の顔は、暗闇の中で一筋の希望の光を見つけたような顔から、地獄のどん底に落とされたような顔になっていった。
そしてしばらく下を向いた後、小さく言った。
『そっか……覚えてないってホントだったんだ……。』
『え? ごめん、聞こえなかった。もっかい言って……ください。』
同い年とはいえいきなりため口は失礼かなと思い、敬語を付け足した。
『あ……。……………佐藤、――だよ。』
『――さん。よろしく……? ……。』
「皆様! 突然ですがあやかしって知ってますか?」
なに。どしたその性格。まあ、軽く説明すると……
アヤカシは、日本における海上の妖怪や怪異の総称。
長崎県では海上に現れる怪火をこう呼び、山口県や佐賀県では船を沈める船幽霊をこう呼ぶ。西国の海では、海で死んだ者が仲間を捕えるために現れるものだという。あと、
「あもういい。」
そう。ところで後書き冒頭のあの陽キャ何? 封印されし滅ぶべし憎むべし呪うべし頭だけになっても食らいつきである陽キャに取りつかれてしまったのかお前も!!
「怖い怖い怖い怖い。あれはセリフ。」
……陽キャは滅べ♪^_^ 陰気な陰キャ、狐塚鬼樹チャンでしたぁー。