先達を偲ぶシリーズ。 先に旅立った偉大な人たちを、忘れないでください
オイッス! 声が小さいっ、もう1度!
おいっすー!
8時だヨ!
昭和を生きた人が聞いたら、続く言葉は一つ。
「全員集合」 これしかない。
そして目に浮かぶ映像はハッピ姿にタスキを掛けて、ハチマキを巻いて、
こちらに向かって指をさす、いかりや長介さんの顔。
客席の通路から他のメンバーがステージに駆け上がり、
長さんの「いってみよーっ!」の掛け声でイントロが始まる。
毎週土曜日午後8時から、基本生放送で16年。
803回ですって。最高視聴率50%。
これを超えられる番組はもう現れないでしょうね。
これを超えろと言われたとしたら、大変だろうなぁ。
きっとどんなに頑張っても、「ダメだこりゃ」ってなるでしょうね。
沢山の笑いと、流行を生み出したお化け番組。
どれだけの楽しい時間を過ごさせてくれたことか。
日本の宝と言ってもいいのではないか。なんてな。
それを仕切り、コントでは嫌われ役も堂に入っていた。
3月20日はいかりや長介さんの命日です。
2004年、平成16年。享年は72歳でした。
「踊る大捜査線」シリーズでの存在感も大きかったですよね。
和久さんがいなかったら、あそこまで人気にならなかったんじゃないかな。
あのドラマで1番好きなキャラクターはと聞かれたら、
間違いなく、和久平八郎と答えますね。
要所要所を締めるセリフと、照れ隠しの「なんてな」
「全員集合」や「ドリフ大爆笑」とは違う
役者「いかりや長介」はものすごく格好良かった。
晩年にビールのTVCMでベースを演奏している映像があった。
あれは本当に格好良かった。
この人の根っこはミュージシャンなんだと改めて知ったなぁ。
ザ・ドリフターズが、ビートルズの日本公演で前座を務めたこと。
もう知らない人が多いのだろうかと思うと残念でもある。
加藤茶さんが出演しているCMで故人を偲びながら、
スタジオでドラムを叩くシーンがあるが、
その前に、スタンドに立て掛けられたベースが映る。
いい演出だなと思う。
昭和と平成でまったく違う存在感を示してくれた、
いかりや長介さん。
みなさんはどちらの印象が強いのでしょうか。
次行ってみようっ!