2話目 初めての戦闘?
「ん……」
と、俺は起きた。
「本当に夢じゃなく、異世界にきたんだな。」
呟きながら、周りの状況を確認した。
確認しようとしたが、周りが暗く良く見えないが、地面のゴツゴツと天井があるから、洞窟と判断した。
「洞窟か……、て、これじゃ周りに何があるか分からんし!危険だよ!」
と、叫んでしまったが、虚しく洞窟で響いた。
今、思ったが叫んだら、モンスター寄ってくんじゃ……
そう思った瞬間、洞窟の奥から
「ギ……ギギ……」
と微かに聞こえた。
「マジかよ……」
フラグ回収乙!と叫びたかったが、叫んだら危険と思い、声を呑んだ
(ヤバイ!)
女神に言うには、敵は弱いと言ってたが、このままじゃ負ける可能性の方が高い!
相手も見えなければいいが、この洞窟にいるから、今来てるモンスターは、十中八九この暗闇に慣れてるはず、と、とにかく来てる方に目を凝らして……
あれ?さっきよりも暗くない、それどころか奥が、見えてきたぞ……
もしかして……
思った事を実行に起こした。
それは、簡単な事目を凝らすだけだ
それを、1分間やると
【スキル 暗視をゲットしました!アクティベートしますか?】
よし、やっぱりな。
通常は、こんなに簡単にゲット出来ないと思うが、あのスキルのおかげかな?
それより、アクティベートして、来てるモンスターを確認してみるか……
子供ぐらいの背で、緑ぽい肌をしてるな、あれがゴブリンか?
確か、鑑定の魔眼て言うスキルあったな、それで確認出来るのか?
とにかく、やってみよう
ゴブリンを見据えて、鑑定と念じた。
突然ステータス画面と、同じ感じの画面が出てきた。
鑑定できたのか?
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種族 ゴブリン
Lv 15
経験値 150/560
HP 200/200
MP 10/10
物攻 90
物防 59
魔攻 1
魔防 1
器用 10
スキル
噛み付く、投擲
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えーと、これは強いのか分からないんだが……
俺のステータスの物攻は、同じぐらいでその他が、俺より低い見たいだが、安全策として遠距離から、攻撃したいけどなにかあるか?
少し、周りを見渡すと、投げるのにお手ごろの石があった。
この石を、使って見るか、なんか少し青いが
それを、ゴブリンに向かって投げた。
その石は、弧を描いてゴブリンに当たった直前、ゴブリンが氷に包まれた。
【経験値ボーナスが発生しました、スキル、ランダム経験値取得が発生しました。Lvが上がりました!】
【スキル 投擲をゲットしました!】
え……
ナニガオコッタンデスカ
いやいや、俺なにもして無いからね、ほんとだよ。
と、とにかくゴブリンに近づいてみよう
さっき経験値ゲットしたて事だから、死んでるよね?
「うわぁ、本当にカッチンコッチンだよ、さっきの石は……あった、あれ?色がなくなってる?」
持ち上げた石は、さっきの青色がなくなっていた。
「とにかく、鑑定してみるか。」
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空の魔石
属性 なし
説明
空の魔石は、属性が付与できる、珍しい魔石
この魔石に属性を付与すると、使用回数が切れるまで、属性攻撃ができる。
投擲したら無くなる可能性が、あるので大体武器に装着する。
例、火だったら……相手を焼き殺す等、できる。
現在の相場は、金貨1枚
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これは、いいアイテムじゃないか?
金貨1枚出し……
多分これに、氷属性が付与されていたから、このゴブリンは、凍ったんだな、すまんなゴブリン。
とにかくこれは、持っていくか
服のポケットに魔石を入れた。
さっき、Lvが上がったみたいだなステータス確認とかしてみるか。
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名前 林 幸太
種族 人族
職業 カードマスター
(Lvが20を超えたのでサブ職業が選択できます。)
Lv 1→20
経験値 0/32→50/1050
HP 500/500→500/1500
MP 1000/1000→1000/2500
物攻 105→160
物防 100→140
魔攻 150→300
魔防 150→300
器用 UNKNOWN
固有スキル
完全隠蔽
異世界言語取得
魔眼無効化
スキル習得高速化
ランダム経験値取得
鑑定の魔眼
スキル
アイテムボックス
NEW 暗視
NEW 投擲 Ⅱ
魔法
カード魔法 Ⅲ
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Lvが20に上がってるだと?
このゴブリンは、15だったな、ゲーム的に考えると大体5上がってれば、いい方なはずだが、どうしてだ?
考えられるのは、経験値ボーナスが発生した事と、経験値ランダム取得が発動した事が、原因のような感じするな。
まぁ、ゲームじゃなく現実だから、何が起こってもおかしくは、無いよな。
スキルの確認をするか。
まずは、完全隠蔽からと
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完全隠蔽
固有スキル
このスキルは、自分のステータスと、自分の痕跡等を隠蔽出来る。
鑑定などの、スキルは無効化され、ちゃんとしたステータスが表示されないのと、気配なども探知が出来なくなる。
器用値がUNKNOWNなため、相手の承諾が取れれば、上記のような能力を相手にも発動できる。
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ふむ、これは色々と使えるな。
後、器用値による、追加効果があるのか。
次は、異世界言語と魔眼無効化は、大体分かるから飛ばして、スキル取得高速化を見るか
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スキル取得高速化
固有スキル
スキルを直ぐにゲット出来る。
スキルLvも上がりやすくなる。
器用値がUNKNOWNなため、魔法の取得とLvも上がりやすくなる。
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これは、色々とお世話になりそうだな。
次は、ランダム経験値取得かな、多分Lvが異常に上がった原因だと思うが……
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ランダム経験値取得
固有スキル
経験値が増える。
1.5倍、2倍、5倍、10倍、100倍のどれかになる。
器用値がUNKNOWNなため、10倍以上しか出なくなるように、強制固定される。
パーティーを組んだ者も、恩恵に預かれるが、1.5倍しかならない。
器用値がUNKNOWNなため、パーティーを組んだ人の、恩恵をON/OFFが出来るようになり、2~10倍の間しか出なくなる。
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多分、これの100倍ぐらいが出たのかな?
それは、置いといてパーティーを組んだ人にも恩恵がいくのを、ON/OFFに出来るようになってるからいいな、ON/OFFが出来なきゃ、ソロで活動しなきゃ行けないからな。
次は、鑑定の魔眼だな
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鑑定の魔眼
固有スキル
人物鑑定、スキル鑑定、物品鑑定など、の上位にあたるスキル。
この、魔眼は、魔眼無効化スキルを持っているもの以外全て確認できる。
器用値が一定以上なため、物品の相場が分かるようになる。
器用値がUNKNOWNなため、倒した相手のスキルを、コピーする。
もし、そのスキルが持っていた場合は、LvがⅠ上がる。
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この、追加効果て異常だよね……
これは、異常て自分でも分かるわ、とにかくこれは、気にしないでいこうか。
次は、スキルの欄だね。
アイテムボックスか、使い方がわかれば、重宝しそうだな
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アイテムボックス
スキル
重量及び大きさを無視できる。
生きてる生物は入らない。
入る量は、器用値に依存する。
器用値が一定以上こえたので、アイテムボックスないに入ってる、物をリスト化出来るようになりました。
器用値がUNKNOWNなため、アイテムボックスないは、時間が止まる。
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食材等は、これに入れとけば、腐らないな。
次は、暗視と投擲か、これも大体言葉通りだと思うから魔法にしようか。
魔法は、カード魔法だけだな、どんな感じの魔法かわからないな。
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カード魔法Ⅲ
魔法
カードに登録されている魔法名をいうと、魔法が発動する。
トラップ等にも使える。
(チャージタイムがあります。)
リターンカード
カードを自分の元に戻す
スペルカードミックス
複数のカードを合成して、新しいカードを作成できる。
器用値が一定以上こえてる為、呪文が追加されます。
カードクリエイト
魔石をカードにすることが出来る。
無属性の魔石は、ランダムに魔法が付与される。
器用値がUNKNOWNなため、カード魔法が使える魔法が増えます。
カードチェンジ
カードの魔法を任意に変更が出来る。
カードクリエイト時に、カードの属性を任意で決められるようになりました。
カードクリエイト時に付与される魔法を、自分で選択できるように、なりました。
スキル習得カードを作成できるようになりました。
カードに、召喚魔法を込められるようになりました。
カードに、精霊魔法が込められるようになりました。
カードに、時空魔法が込められるようになりました。
カードに、従魔契約が込められるようになりました。
カードに、従魔契約をしたモンスターを入れとくファームを作れるようになりました。
カードに、従魔契約をしたモンスターの名前を書く事により、従魔を召喚する媒体に出来るようになりました。
カードを、透明化出来るようになりました。
カードの位置が、分かるようになりました。
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…………なにこれ
これ、覚えてない魔法も、使えるてなんじゃそれ、チートやな(´・ω・`)
あ、でもこれ、器用値の追加効果だから、俺しか使えないのか?
そこは、おいおい調べるか。
えーと、さっきの魔石を出してと
カードクリエイト?
魔石が輝き出したのと同時に鑑定とかした時と同じ画面が出てきた。
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クリエイト画面
カードの属性を決めてください。
属性一覧……
カードの魔法を決めてください。
魔法一覧……
orスキルを選択してください。
スキル一覧……
決めない場合は、こちらを選択して下さい。
ランダム設定
補助ランダム
攻撃ランダム
特殊ランダム
ランダムも決めない場合は、こっちを押してください。
オールランダム
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よく、分からんからオールランダムで
そう念じたら、目の前の輝いてた魔石が、カードになった。
「お、出来たな。MP消費は……
100かそんなに多くないな、カードの能力は、と」
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サモンカード
カードランクS(一回限定)
強力な使い魔と、契約できるカード。
強力なモンスターは、A~Sの間
起動ワード
「サモンカード」
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ん?カードランクて何だ?
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カードランクとは……
カードの凄さのランク、E、D、C、B、A、S、SS、SSSにランク付けされる。
属性、魔法を自分で決める時に、ランクが高い魔法ほど消費MPが大きい。
Eは、1
Dは、10
Cは、100
Bは、1000
Aは、10000
Sは、100,000
SSは、1000000
SSSは、10000000
ランダムは、消費MPが100の代わりにE~SSSが出る。
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あぶね、強い魔法を作ろうとしたらこんなにいるのかよ!
やっぱりデメリットがある訳か。
てか、ランダム機能は、スマホゲームとかにある、ガチャの要素に似ているな。
とにかく、カードランクSのカードが出てよかったよ。
さて、このカードを使って使い魔を契約してみるか。
一回限定て事だから一回だけしか出来ないのかな?
多分カードが、強力だからこそのデメリットだと思うが……
今は、ここから脱出しないと検証とか出来ないからいいか。
良し、気を取り直して
「サモンカード起動!」
カードが空間に溶けて、目の前に魔法陣が出てきた……
カード魔法が、万能になるのを止められたぜ……
たのです!
前回同様にモンスター募集中です。
ぜひ、良い案を下さい!
(*`・ω・*)ゞ