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親愛なる妻へ  作者: 崋山
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出会い

恋愛未経験だが、聞く限りを書きました。

最近あった出来事を自分なりに物語を進めようと、思います。

尚、登場人物などはフィクションです。

「なぜ。なぜこないなことに。なぜだ…教えてくれ…」

いつもと変わらない朝の忙しい電車内にも関わらず、単身赴任の雅人マサトは誰よりも目的地を急いでいる。単身赴任先は貸しアパートのため駐車するスペースがない。なので、定刻通りの電車で帰る。しかし、満員電車の車内でも自分以上に急ぐ人間はいない。しかも乗り換えがあるためホームからホームの移動も、面倒を使う。そんなことはどうでもいい。速く、帰らねば…汗を混じった涙をこらえ帰る。



妻との付き合い始めたのは、友人の紹介である。出会い自身はアルバイト先で、後輩だ。

当時、コンピューターの大学の寮で暮らしている雅人は家事や遊ぶカネのために働いている。女子高生の後輩は沢山いるが、アルバイト先は飲食店なので、ほとんどはホールの接客やレジ打ちなどをしているために、裏方の調理補助はほとんどいない。アルバイト先の先輩(言っても同級生である。)は大学の他学科のため、そこから発展して友達になった。その同級生、海人カイトとは大学の校舎内でも会えばよく話す。海最近アルバイト先の新しい後輩は珍しく裏方が入ったと聞く。可愛い女子高生なので、話してみたらと言われる。雅人はナンパなんて高校時代からしていたのでそんなことはお手のものだ。シフトが被る日がやっとできたので声をかける。確かに可愛い。真心マコという女子高生だ。話を聞くと高校三年生だと言う。これといって恋愛には興味がないらしい。雅人も同様に自分が大学三年生だと言った。少し仲良くなると、仕事もあるのでそれに没頭した。互いに惹かれあったのかは定かではないが、どちらかは一目惚れしただろう。


GWの忙しい厨房に雅人と真心は毎日会っている。海人はGWに地元で祖母の三回忌があるため一日は休日である。仕事の終わりに、真心は海人に呼ばれたために仕事を終えて、そそくさと帰る。少し疑問にも思ったが、海人のことだコクるんだろうと思って、雅人も帰る。GW明けに休みがあるので、真心と海人を誘ってドライブに出かけようと雅人は考えた。ただ大学内にはバイクの駐車スペースしかないので、雅人と海人のどちらかの後ろに真心を乗せることになる。だが、海人は別に用事もあるので真心だけ誘う。


夜景のきれいな所の山道までドライブに行く。寮から真心の合流地点はバイクで10分。真心と合流して、30分かけて目的地に着く。喉が乾いたので真心にも聞き、二人の冷たい飲み物を買った。真心が言う。「冷えたジュースでも、私の想いは冷えない。」少し暑いのかと思ったが、明らかに雅人を見ている。「私は女の子から、こんなことを言うのはあり得ないと思っていました。雅人さんが誰かと付き合ってるのが嫌だった。今まで恋をしたことがあまりなかったから、その思いが恋だとわかったのが先日海人さんから、雅人は最近彼女と別れたから寂しがってると聞きました。それだけではなく、君はこのままでいいのかと言われました。多分、自分自身でそれを否定してましたが、海人さんに言われたことをよく考えてみました。」雅人は勘づいていたが、真心ちゃんほど可愛い女子高生は俺よりも沢山コクられると思っていたので、こんなことになるとは思ってもみなかった。雅人は「本当に俺でいいのか?」と念を圧した。「今は雅人さんが好きです。喜んで付き合いたいです。」雅人は真心を抱く。

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